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重岡side
次の日、会社に行けば、神ちゃんが心配そうにこっちへ来た。
赤「おはよ。どうしたん？」
緑「………悩んでるなら言うてや」
赤「え？なにが？」
緑「なにがやないよ。淳太さんから聞いた。泣いてたって」
あいつ、なに勝手に言ってんねん。
最悪や。
緑「悩み、あるんやろ？」
赤「ないって。なにも悩んでないし泣いてもない。はよ仕事戻り」
緑「言ってくれるまで戻らへんよ」
赤「やからなんもないから、な？」
神ちゃんに知られたところでなにも変わらんから。
荷物をおいて椅子に座る。
パソコンを起動させて。
緑「なんで話してくれへんの」
赤「んー？あ、これ渡しにいかな」
昨日終わらせた書類がちょうどあったからもって。
ほんとは話したくない、あいつのとこにいく。
赤「お願いします」
俺を見るなり、冷たい視線を送ってきて。
「きも」
そう小さく言ってたのを聞き逃すはずがなかった。
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作者名：・み・
| 作成日時：2019年9月29日 10時
