今日:19 hit、昨日:41 hit、合計:163,654 hit
小|中|大
16 ページ16
黄「ごめん、けっこう待たせてもうた」
そう言ってまた隣に腰をかける。
店のなかはほとんど客がいなくなってて。
気づいたら神ちゃんもいなかった。
赤「もう帰ろうかな」
黄「あんま話せへんくてごめんな」
赤「別にええよ」
今日はそんなにしんどくなかったし、少しでもここにいれて気分も楽になったから。
黄「前まで送る」
席をたって、会計を済ませる。
外に出れば、相変わらず騒がしい。
でもこの空気感、好きなんや。
黄「じゃ、またな」
軽く手を振った淳太に、会釈で返す。
明日も来ようかな。
話せなくても、あそこにいるだけで、淳太の顔を見るだけで元気になれる。
明日も頑張ろうって思える。
赤「………また明日」
淳太に向かって、つぶやいてみた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
318人がお気に入り
318人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:・み・ | 作成日時:2019年9月29日 10時