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重岡side
赤「行ってきまーす」
青「気ぃつけてな」
流星と付き合ってもう1ヶ月がたっていた。
仕事場で小瀧を見ることもほとんど無くなって、正直、揺らいでた気持ちも消えつつある。
これで良かったんやから気にすることないねんけど。
赤「おはようございます」
朝いつも通り自分の席に座ると、濱田さんが俺のとこまで来た。
確か、小瀧と仲良い先輩。
紫「おはよう」
赤「おはようございます」
紫「しげさ…望と1回も話してないん?」
赤「まぁ。ここ1ヶ月は」
紫「…そうなんや」
赤「それがどうかしたんですか?」
紫「いや…」
なにか言おうとしてる濱田さんの顔を見てると、嫌な予感がしてきた。
濱田さんが俺のとこまで来るのは初めてやから余計に。
紫「でも…口止めされとるから」
そこまで言われたら逆に気になるもんで。
戻ろうとする濱田さんをひきとめてた。
赤「小瀧…なにかあったんですか…?」
小瀧side
荷物を整理してる間、ずっとしげのことを考えてた。
この家を出るのは明日。
しげには言わないでほしいって濱ちゃんにも伝えた。
今日で、しげのことを好きでいるのも辞める。
家に一人でいると、思い出すのはしげとの思い出ばかり。
嫌でも思い出してしまって、何回泣くんやろってくらい無意識に泣いてた。
しげに初めて会ったのは7年前。
あの時にはもう流星ってやつが隣にいて、彼氏がいるって知ってたけどそれでも好きで。
別れたって聞いたときは悲しかった反面、俺にもチャンスあるんかなって。
でもあいつほんまに一途で、5年間1度も他の人を好きにならなかった。
それほど流星ってやつは魅力的なんやろなって。
浮気されたくせに大好きやからってずっと想い続けて。
そんなしげを好きになって、叶うわけないって分かってたけどやっぱり諦めきれなくて。
しげが好き。
ほんまに大好きや。
最後に告白しとけば良かったなとか今さら後悔して。
でも言ったところで振られるだけ。
それならいっそ、この気持ちも無かったことにすればいいんや。
新しいところで彼女つくってしげのことを忘れればいい。
それでいいんや。
乱暴に涙をぬぐって、最後のダンボールを車につめた。
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・み・(プロフ) - かみおか ともきさん» もしかけたら書いてみますね!ありがとうございます! (2019年12月10日 7時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
かみおか ともき - ぜっったいに読みます!何があっても読みます!でも、こたしげ物語の方も良いので、そっちでたくさんリクエストするので、番外編は無理してかかなくてもいいですよ!こたしげ物語2読んでるので! (2019年12月9日 23時) (レス) id: 99020b719b (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - かみおか ともきさん» ありがとうございます!コメントも書いていただいて!番外編、もしかしたら作るかもです!読んでいただけるなら書いてみます!! (2019年10月20日 7時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
かみおか ともき - このお話も読みました!めっちゃ面白かったです!番外編とかありませんかね? (2019年10月19日 23時) (レス) id: 99020b719b (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - ぱぴこさん» アドバイスありがとうございます!書いてみますね! (2019年9月17日 17時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:・み・ | 作成日時:2019年8月24日 8時