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重岡side
ふとしたとき、重たい瞼をゆっくり開けて
青「..................大毅、？大毅、」
僕、いつの間にか眠ってたんや、
藤井くんが僕を心配そうに見つめる。
青「俺がさ、着いた時にはもう眠っとったから、なんかあったんかなって..................心配させんでや、」
頭撫でてくれる藤井くんに、
青「ちょ..................どうしたん、」
布団から出て、藤井くんに抱きついた。
青「なんか、あったん、」
優しく頭を撫でてくれる藤井くんが、大好き。
でもね、
この気持ちは、心の中にしまっておくって決めたんや。
赤『来てくれて、ありがとう』
青「...............んん、心配したから、」
藤井くんに手を握られただけで、心の奥がきゅっと苦しくなって
青「なんかあったら俺に言ってな、すぐ来るから、」
悲しそうにそう言う藤井くんは、
誰のことを思っているんやろうか、
きっと俺やない誰かと重ねて..................
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作者名：・み・
| 作成日時：2020年9月16日 19時
