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緑「しげー」
赤「………ん」
緑「さっきからスマホ見すぎちゃう？」
休み時間、神ちゃんが俺の席まで来て言った。
『ありがとう』
既読はついたものの、なにも返ってこなくて
それが普通なんかもしらんけど、
俺からしたら普通やないっていうか、
緑「しげってさ、意外と乙女なんやな」
赤「なんやそれ」
緑「鈍感やし」
赤「バカにしとる？」
緑「褒めてる」
全然褒め言葉に聞こえへんけど。
スマホを裏返して、机に伏せる。
なんて送れば返ってくるんやろか。
いっそのこと正直に言ってみる？
会いたいから来て、って？
そんなん言えるか。
それで返事来なかったら悲しすぎやろ。
と、机においておいたスマホがなって
急いでスマホを開けば１件のLINE。
表示されてる名前は、
藤井流星。
青『今日来たらあかんで』
赤「………分かってるし」
返す言葉は、今しかないって思って
赤『じゃあ流星が来て』
送ってもうた。
でも、断られたらその時や。
また今度送ればいいし、昨日俺が行くからって言うてたし
青『生意気』
赤「……は？」
赤『昨日流星が言ったんやろ』
なんなん、俺が変みたいやんか。
って落ち込んでる自分もいて
赤『やっぱり来なくていい』
また机に伏せた。
送んなきゃよかった。
迷惑かけてばっかりやん。
スマホがなったけどすぐには取れなくて、
でも結局気になって
青『ええよ、行く』
生意気とか言ってきたくせに、
青『学校の前おるから』
流星って、優しいんや。
今さらそんなことに気づく。
まだ会って数日しかたってへんのに
赤『待ってる』
スマホを閉じて、顔をあげた。
さっきまで元気出えへんかったけど、少し頑張れそう。
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・み・(プロフ) - 音羽さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！！ (2020年3月31日 15時) (
レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - この小説めっちゃ好きです！更新楽しみにしています！頑張ってください！ファイト、！ (2020年3月31日 12時) (レス) id: ee26aa0291 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - 紫さん» 嬉しいです、、！頑張ります！ (2020年3月30日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - ななさん» ありがとうございます、、！ (2020年3月30日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - めっちゃすきです！応援してますｯｯ (2020年3月30日 4時) (レス) id: fbab9a6160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・み・
| 作成日時：2020年3月19日 7時
