番外編１ ページ49
重岡side
緑「しげー、いくらなんでも無視しすぎやろ」
机の上に置いたままのスマホ、ずっとLINEの通知が続いてる。
緑「喧嘩？」
赤「………まぁ、」
俺が一方的に怒ってるだけやけど。
昨日、流星とデートする約束やった。
お互い忙しくてやっと落ち着いたときで、
やから楽しみにしとったのに
夜電話かかってきて
青「会社の人とご飯いかなあかんくて、ほんまにごめん、」
赤「なんで、約束してたやんか、」
青「断れへんかった、明日、明日絶対行こ、大毅の行きたいとこ連れてったるから、な？」
赤「………行きたいとこない、今会いたい、」
別にどこか行きたいわけちゃうし、流星といたいだけやし、
青「ごめ、先輩来てもうた、またあとで………」
赤「もういい、流星なんか知らん、」
あんなん逆ギレやで。
ほんまに、
緑「しげ、意外と嫉妬深いもんな」
赤「るさい、いちいち言わんでええ」
緑「また怒っとる」
違う、これは、自分に対して。
分かっとるつもり、流星困らせてるって。
でも、楽しみにしてて、
緑「無視はよくないて。ちゃんと話した方がええよ」
赤「………分かっとる、けど、」
緑「分かったならさっさと連絡せえ！」
赤「ちょ、神ちゃん、！」
なぜか追い出された俺。
電話、ずっとかけてくれとる、
LINEも、
赤「…………ごめん、」
って、本人にいわな意味ないのに。
それでも、少し、少しだけ、電話かけるのが怖くてできない。
こんなに無視し続けて、今さらごめんなさいって素直に言えない。
こういうときだけ、素直になれない。
赤「も…………アホやぁ、」
近くの壁に寄りかかったとき、また電話がかかってきて。
切れるまで待とうと思ったけど、なかなか切れなくて
バクバクうるさい心臓、唾を飲み込んで電話に出た。
赤「………も、しもし……………」
青「やっと出た…………、」
赤「……………な、に、」
違うやん、謝りたくて電話出たんやんか、
青「今どこ、」
赤「……………神ちゃん家、」
青「………大毅の家、前におるんやけど、」
赤「…………な、んで、」
青「なんでって……………俺やって必死なん、分かって、」
少しだけ、声が怒ってた。
青「………早く帰って来て、」
赤「…………うん、」
電話は切られて
やっぱり、そりゃそうか、怒るよ流星も。
逆ギレして電話無視して、
俺めっちゃ最低やん。
Continue…
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・み・(プロフ) - 音羽さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！！ (2020年3月31日 15時) (
レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - この小説めっちゃ好きです！更新楽しみにしています！頑張ってください！ファイト、！ (2020年3月31日 12時) (レス) id: ee26aa0291 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - 紫さん» 嬉しいです、、！頑張ります！ (2020年3月30日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - ななさん» ありがとうございます、、！ (2020年3月30日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - めっちゃすきです！応援してますｯｯ (2020年3月30日 4時) (レス) id: fbab9a6160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・み・
| 作成日時：2020年3月19日 7時
