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重岡side
赤「ごめん、」
緑「ええって」
結局、あのあと神ちゃんが家に泊めてくれた。
緑「やっぱり送ってく」
赤「大丈夫やって」
緑「心配やねんもん。もし、もしまた見かけたら、」
昨日、流星からの電話に出られへんかったこと、神ちゃんも知ってるから、
赤「そしたら、またここ来ようかな、なんて冗談やけど」
さすがに迷惑かけてまうし。
緑「ええよ、待ってる」
赤「冗談やって、待たんでええから」
緑「来てほしいもん、やから待ってる」
赤「なんやそれ、でも、ありがとう」
神ちゃんにはいつも支えられとる。
流星のこと相談乗ってくれたり、
昨日も文句言わんと、そっとしてくれた。
赤「じゃあ、また明日会社で」
緑「あのさ、」
赤「ん？」
緑「………、いや、なんもない、じゃあな」
赤「ん、ありがとう」
神ちゃんの家を出て、自分の家へ向かう。
昨日みたいに、道で見かけたりしないか不安で
あんまり周りは見ないようにした。
自分の家まで、ずっと。
やっと家について、階段を上がっていく。
会わなくてよかった、って安心と
会いたかったって気持ちが混ざって
流星のことになると、余裕なんかないから。
鍵を取り出して顔をあげたとき、
赤「え………」
会いたくなかった、
でも会いたかった、
青「………大毅、」
昨日のことを思い出して
青「話あって、」
赤「やめてや、」
初めて、
抱きしめようとした流星を避けた。
青「大毅、」
嫌や、
余裕なんてないんやから、
俺の名前呼ばんでや、
止まらなくなる、
独占欲が、誰かに触れられた流星なんて嫌で、
俺だけの流星であってほしくて、
赤「…………帰って、」
青「え………」
赤「………会いたく、なかった、」
青「……俺は会いたかった、」
赤「やめてって、」
流星の肩を押して、避けようとするけど
そんなことできなくて
ただ突き放すことでしか、自分をコントロールできない。
好きやから、
大好きやから、
もうこれ以上傷つきたくなくて
結局逃げてしまう。
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・み・(プロフ) - 音羽さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！！ (2020年3月31日 15時) (
レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - この小説めっちゃ好きです！更新楽しみにしています！頑張ってください！ファイト、！ (2020年3月31日 12時) (レス) id: ee26aa0291 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - 紫さん» 嬉しいです、、！頑張ります！ (2020年3月30日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - ななさん» ありがとうございます、、！ (2020年3月30日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - めっちゃすきです！応援してますｯｯ (2020年3月30日 4時) (レス) id: fbab9a6160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・み・
| 作成日時：2020年3月19日 7時
