5 ページ5
青「お前、昨日の奴ちゃうん」
赤「え？」
いや、そうやけど、そうなんやけど、
赤「お、俺のこと、覚えてるんですか、？」
青「勘」
赤「勘、？」
青「見たことあるような気がしただけ」
そういうこと、か。
青「なんでここ来たん」
外部の人は誰も近づかへんのに、って
なんでかって聞かれても困る。
俺も分からんし
でも、
赤「………会いたかった、から」
青「誰かに会いに来たん」
ほんなら戻るでって方向転換しようとしたこの人の肩を叩いた。
赤「ちがくて、あなたに、」
青「は？」
もうなに言ってんねやろ。
わけわからん。
自分でも、なんもわからん。
わからんけど、
赤「………あなたに、会いたかったから、」
これだけははっきり言えることで
昨日寝れへんかったのも全部、この人のことが気になって
赤「す、すいません、俺なにしてるんやろ、」
会いたかった、とか言ってる自分が恥ずかしくてこの人の背中から降りようとしたけど
青「別にええって」
手を首の前にまわされて、降りることはできなかった。
そしてまた、おんぶされたまま歩く。
お互い特になにかを話すわけでもなく
着た道を戻っていくだけ。
赤「き、今日、彼女さんは、」
青「残って勉強してる」
赤「真面目なんやね、」
青「頭ええから」
特に興味もない彼女さんの話題を振ったりして、
そのあともなにも話すことなく学校へ戻ってきた。
赤「ありがとうございま………「家どこ」
赤「……え？」
青「どこって」
赤「え、っと、真っ直ぐ行って、右に曲がって…………でも大丈夫です、」
これ以上迷惑かけられへんし、なんとか降りようとするけど、
背が高くて。
しゃがんでくれな降りられへん。
仕方なく降りることを諦めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 317人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
・み・(プロフ) - 音羽さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！！ (2020年3月31日 15時) (
レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - この小説めっちゃ好きです！更新楽しみにしています！頑張ってください！ファイト、！ (2020年3月31日 12時) (レス) id: ee26aa0291 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - 紫さん» 嬉しいです、、！頑張ります！ (2020年3月30日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - ななさん» ありがとうございます、、！ (2020年3月30日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - めっちゃすきです！応援してますｯｯ (2020年3月30日 4時) (レス) id: fbab9a6160 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：・み・
| 作成日時：2020年3月19日 7時
