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流星side
青「お疲れ様でした」
会議を終えて会社を出た、夜10時。
今日は、真っ直ぐ家へ帰ることにした。
昨日連絡無しに大毅の家泊まって、家のことが少し不安やったから。
でも、会いたいのはあいつだけやなくて俺も同じで
日に日に大毅への想いが膨らんでるのも分かってる。
うまくコントロールしてるつもりで、平常心も保ってるつもりやけど、
大毅が、大毅がほしくてたまらない。
昨日の大毅が、
俺を見つめてくる大毅が愛しくて
青「ただいま」
家のなかは真っ暗で、もう寝てもうたんかな。
リビングへ行ってスーツを脱ぐ。
テーブルには夕飯が並べられていた。
[電子レンジで温めてね]
メモ書きも添えられて。
婚約者なだけあって、親は立派な職業についてて
料理も家事も完璧にこなしてくれる、顔も美人で非の打ち所ないような
って、高校のときの彼女もそうやったっけ。
文句言うとこなんてないくらい、居心地が悪いと感じることもなくて
でも、
結婚してからも好きにはなれなかった。
婚約者やからって断れなくて、
でもあいつも、俺のことは好きやない、そう言ってた。
婚約者だから仕方ないよ、って
お互いそれを分かった上で結婚した。
好きでもない人と結婚して、あいつも、好きでもない人のために家事をしたり料理したり
俺の人生、なんなんやろ。
「帰ってたんだ、」
リビングのドアが開いて
青「昨日ごめんな」
「ううん、仕事、だったんだもんね、」
婚約者だったとはいえ、家族になった人に嘘ついて浮気して
俺ってこんな汚い人間やったっけ。
こんなに、最低な奴やったっけ。
自分では分からんけど、分かりたくもないけど、
こんな俺やのに、大毅は好きって言ってくれて
青「………あのさ、」
もう、自由になってもええかな
「私からも話があって、」
離婚すれば、大毅と一緒になれるって
やから早く自由になりたいのに
「ごめんね、」
結婚式の日以来俺に触れてこなかった彼女が、
「好きに、なっちゃった、」
なんで、こうなるんや。
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・み・(プロフ) - 音羽さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！！ (2020年3月31日 15時) (
レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - この小説めっちゃ好きです！更新楽しみにしています！頑張ってください！ファイト、！ (2020年3月31日 12時) (レス) id: ee26aa0291 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - 紫さん» 嬉しいです、、！頑張ります！ (2020年3月30日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - ななさん» ありがとうございます、、！ (2020年3月30日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - めっちゃすきです！応援してますｯｯ (2020年3月30日 4時) (レス) id: fbab9a6160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・み・
| 作成日時：2020年3月19日 7時
