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神山side
緑「ふぅ……」
深呼吸をして、店にはいった。
今日は一人できたんや。
のんちゃんが、ちゃんと俺のこと見てくれるように。
緑「のんちゃん指名でお願いします」
オーナーさんに言えば、部屋の向こうからのんちゃんが出てきた。
緑「のんちゃ、」
桃「来てくれたん、ありがと」
のんちゃんの笑顔に、胸が高鳴って。
あかん、緊張してまう。
前まであんなに話せてたのに………
桃「あれ？」
のんちゃんが俺の頭の上に手のせて。
もう………絶対今、顔真っ赤や。
のんちゃんのことを見ないように目をそらしたのに、
顎に手添えられて、自然とのんちゃんと目が合う。
桃「好きになってほしくて来たんちゃうん？」
俺は、こんなのんちゃん知らんよ、
のんちゃん、こんなドSやったん、
心臓、壊れちゃうやんか。
桃「俺のこと好きなら、惚れさせてみ？」
余裕そうに笑って。
ドキドキして倒れそうなのは俺だけみたい。
今日ののんちゃん意地悪やし、
でも、でも、
どんなのんちゃんも大好きや。
緑「も、もし！もし俺が、のんちゃんのこと惚れさせれたら…………付き合って、ください」
ずっと淳太さんのことが好きやったのんちゃんを振り向かせるなんて、
そう簡単にはいかへんけど、
桃「ええよ、好きにさせれたら付き合おっか」
緑「やった………！」
絶対、絶対振り向かせるんやもん。
のんちゃんに、大好きって言われたいから、
のんちゃんと、たくさんデートしたいから、
頑張るで、のんちゃん。
やから、待っててや。
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・み・(プロフ) - 富喜田さん» 読んでくださりありがとうございました！ (2020年9月1日 6時) (
レス) id: 7a1c5a3d00 (このIDを非表示/違反報告)
富喜田 - はじめまして。 すごく良かったです。 もう、ずっと泣いて読んでいました。 切ない恋心がすごく伝わってきて、 感情移入しやすかったです。 ありがとうございました。 (2020年9月1日 1時) (レス) id: cb1ca5340c (このIDを非表示/違反報告)
opera - 有難うございます！早速拝見させて頂きます！ (2019年12月20日 18時) (レス) id: adeb086ea3 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - operaさん» 出しました(^^) (2019年12月16日 22時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
opera - 嬉しいです！ありがとうございます(;_;) (2019年12月14日 22時) (レス) id: adeb086ea3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・み・
| 作成日時：2019年10月19日 7時
