68 ページ18
小瀧side
朝目が覚めて隣を見る。
昨日、淳太さんが俺の家に泊まった。
もちろん、手は出してない。
淳太さんには重岡くんおるから、そんな失礼なことはできない。
栗色の髪の毛が少し広がって、いつもは綺麗な顔も、寝てるときはどこか幼くて。
優しく頭を撫でると、ゆっくり目開けて。
桃「おはようございます」
そのまま俺に抱きついてくる。
こんなことされると余計別れたくなくなってしまう。
淳太さんの背中に手をまわして、自分の方にひきつける。
髪の毛が顔にあたって、俺と同じ匂いがして。
このまま俺のものにならないかな、なんて。
あかんよ、決めたんやから。
桃「今日仕事休みですね。なにしますか？」
黄「なんでもええよ、のんちゃんがいるんやったら」
いつからこんなに甘くなったのか、心臓に悪いからやめてほしい。
でも、甘い淳太さんも可愛いかも。
顔をあげた淳太さんの頭を撫でた。
桃「今の、反則やから」
淳太さんは不思議そうに見てて。
桃「可愛すぎるってこと」
そう言えば、一気に顔を赤く染めた。
桃「これ以上好きにさせないでくださいよ」
また抱きしめれば今度は手がまわってこなくて。
やっぱり君のなかに俺はいないんやって思い知らされる。
桃「よし、起きましょ。淳太さんの手料理食べたいです」
黄「ここのんちゃん家やのに」
桃「せっかくやもん。料理してる淳太さん見たいです」
ちゃんと目に焼きつけとかな。
忘れないように。
黄「どうせ邪魔するんやろ」
桃「どうでしょう？するかもしれないですね」
黄「………アホ」
こんな可愛い淳太さんを近くで見れるのも、あと少し。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 383人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
・み・(プロフ) - 富喜田さん» 読んでくださりありがとうございました！ (2020年9月1日 6時) (
レス) id: 7a1c5a3d00 (このIDを非表示/違反報告)
富喜田 - はじめまして。 すごく良かったです。 もう、ずっと泣いて読んでいました。 切ない恋心がすごく伝わってきて、 感情移入しやすかったです。 ありがとうございました。 (2020年9月1日 1時) (レス) id: cb1ca5340c (このIDを非表示/違反報告)
opera - 有難うございます！早速拝見させて頂きます！ (2019年12月20日 18時) (レス) id: adeb086ea3 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - operaさん» 出しました(^^) (2019年12月16日 22時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
opera - 嬉しいです！ありがとうございます(;_;) (2019年12月14日 22時) (レス) id: adeb086ea3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：・み・
| 作成日時：2019年10月19日 7時
