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神山side

緑「………よし」

今日はのんちゃんが家に来てくれる日。

全然寝れへんくて早く起きてもうたけど、部屋も掃除できたし、大丈夫なはず。

と、インターホンがなって。

あかん………めっちゃ緊張する。

なんとか落ち着かせて、ゆっくりドアを開けた。

桃「おはよ」

緑「お、はよう」

いつもののんちゃんと変わらんはずやのに、少し大人っぽく見える。

桃「なーに見とれてるん」

頭撫でられて、そのまま家にあがった。

もう、顔熱い。

桃「神ちゃん家めっちゃ綺麗やね」

そりゃあ、掃除したもん。

普段から散らかってる方では無いと思うけど。

ソファーに座ったのんちゃんの隣に、少し間をあけて座った。

ずっと心臓バクバクしっぱなしやし、落ち着かへんし………

桃「全然目合わせてくれへんやん」

緊張、するんやもん。

のんちゃんが俺の家にいるって考えたら………

桃「神ちゃんってさ、俺のどこが好きなん?」

緑「えっ………」

桃「いや、普通に気になってん」

好きなとこ、なんて

数えきれないくらいたくさんある。

言葉で表せへんくらい。

でも、一番好きなとこは

緑「………好きな人に一途なところ」

真っ直ぐで、決して逃げたりしない。

俺はすぐ心折れちゃったから。

緑「のんちゃん、………淳太さんのどこが好き?」

桃「そんなん聞いたっておもろないやろ?」

気遣ってくれてるのかもしれないけど、

少しでものんちゃんの理想に近づきたいから。

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・み・(プロフ) - 富喜田さん» 読んでくださりありがとうございました! (2020年9月1日 6時) (レス) id: 7a1c5a3d00 (このIDを非表示/違反報告)
富喜田 - はじめまして。 すごく良かったです。 もう、ずっと泣いて読んでいました。 切ない恋心がすごく伝わってきて、 感情移入しやすかったです。 ありがとうございました。 (2020年9月1日 1時) (レス) id: cb1ca5340c (このIDを非表示/違反報告)
opera - 有難うございます!早速拝見させて頂きます! (2019年12月20日 18時) (レス) id: adeb086ea3 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - operaさん» 出しました(^^) (2019年12月16日 22時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
opera - 嬉しいです!ありがとうございます(;_;) (2019年12月14日 22時) (レス) id: adeb086ea3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:・み・ | 作成日時:2019年10月19日 7時

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