こたしげ物語10

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神山side

実はのんちゃんとしげ、1週間前に、付き合って1年が経った。

誕生日も兼ねて、盛大にお祝いしたかったのはそれが理由なんやってさ。

ご飯も食べ終えて、落ち着いてきた頃。

緑「しげ、これ、」

赤「ん、っ」

紫「頑張れ」

みんなでしげの背中を押す。

しげは、のんちゃんの前に立って

桃「え、なに、」

封筒から手紙を取り出す。

赤「大好きな、のぞむへ」

涙目なるもんやから、こっちまで貰いそうになるわ。

赤「24歳のお誕生日おめでとう」

桃「ん、ありがとう」

赤「のぞむと出会って、のぞむを好きになって、..................好きに、なって、」

頑張れ、

赤「のぞむと、恋人同士になって、もう1年がたったね、色んなことが、あったね、？

たくさん体調崩して看病してくれたり、怖いことから守ってくれたり、自分のこと傷つけて、心配かけてもうたり、

最初は別れが怖くて付き合いたくないって思ってたけど、気づけば、もう離れられへんくらい、すごくすごく、幸せです。

のぞむ、泣き虫で弱虫で迷惑ばっかりかけてまうけど、これからも隣にいてね、

世界で1番、大好きです、」

いくら手紙読むからって泣くまではないやろって思ってたけど、

俺も含め、みんな鼻すすりながら

桃「俺も、世界で1番大好きやで、っ」

しげを抱きしめたのんちゃん、

桃「ありがとう、手紙もプレゼントも、ありがとう大毅、」

赤「のぞむが泣いたら、泣いてまう、」

結局みんな泣くっていう状況なってもうたけど

黄「のんちゃんもしげも、おめでとう」

おめでとう、ってみんなで言って、

のんちゃんもしげも嬉しそうに笑ってた。

・→←大好きと、ありがとうを。（リクエスト）

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