こたしげ物語８

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小瀧side

ご飯も食べ終えて、お風呂も入って

あとは寝るだけ。

やけど、そんなすぐ寝たくないやん？

やから並んでソファーに座って

桃「ん、おいで」

膝をポンポンと叩けば、素直に乗っかってきた。

桃「大毅、今日俺のために頑張ってくれたんや？」

赤「頑張った！あんね、買い物たくさんした！」

桃「は？一人で行ったん？」

赤「うん！そこのスーパー行った！」

桃「あかんやろ、一人で行くの禁止。買い物行くのは俺と一緒のときだけ、分かった？」

赤「んん………分かった、」

過去に何回かストーカー被害もあっとるし、

油断したらあかんねんな。

大毅、結構男に狙われるタイプやし。

桃「でも、ありがとな」

頭撫でれば、ニコニコして

ほんまニコニコ天使ちゃんやな。

赤「小瀧、疲れとるやろ？寝なくてええの？」

桃「大毅見てたら疲れ吹っ飛んだ」

赤「…………大毅、」

桃「ん？」

赤「………あんね、大毅って、名前好きなった、」

桃「なんで？」

赤「………小瀧が呼んでくれるから、」

ぎゅっと抱きついてきた。

こんな純粋で素直なやつおるか？

赤「俺もね、名前呼べるようにする、」

桃「まだ恥ずかしい？」

赤「………うん、熱くなる、」

ほっぺた両手で挟んで

なんなんこいつ、確信犯か。

あざといにも程があるやろて。

桃「大毅に呼んでもらったら、俺も名前好きなるかもな」

赤「今はあかんの、呼ばんの、」

桃「ちょ、分かった分かった、」

なぜか俺の顔押してきた。

そんな恥ずかしいもんなんか。

手外したと思ったらまた抱きついて

忙しい奴や。

赤「ねえね、」

桃「ん？」

赤「大好きっ」

桃「誰が？」

赤「…………の……ぞむ……、？」

同棲生活、この先幸せしか無さそうです。



Fin.






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没になったやつとか、なんか色々あげる垢作ろうかなって悩んでる・み・ですこんにちわ。

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