こたしげ物語８

同棲生活start！(リクエスト) ページ5

りつさん、リクエスト。


小瀧side

緑「のんちゃん怖い」

桃「ありがとう」

紫「顔の筋肉ないんちゃうか」

桃「ありがとう、めっちゃ嬉しい」

緑「末期や」

今はもうなに言われても嬉しい。

どんな悪口言われても笑顔でいられる自信ある。

今日は神ちゃんと濱ちゃんとテレビの収録してて、今の時刻は20時。

普通の会社員の方が帰る時間と同じくらい？

と、スマホがなって

赤『今ね、ご飯作っとるよ！』

桃「………かっわい、」

この文面さえ愛しい。

そう、小瀧望、ついに今日から同棲生活始まります。

紫「てか帰らんの？待ってるんちゃうん」

いや、そりゃ今すぐ帰りたいで？

けどさ、やっぱ焦らしって大事やん？

知らんけど。

でも、もう待ちきれん。

まだ10分しかたってへんけど。

桃「じゃ、お疲れ」

急いで楽屋を出た。


スタジオからは、もう全力で帰って

家の外にも、ご飯のいい匂いが。

なに作ったんやろ。

レシピとかみたんかな

色々考えてにやけそうやから、早急にドアを開けた。

桃「ただいまー」

って、新婚夫婦みたい。

赤「小瀧！小瀧小瀧！」

家では名前で呼ぼう言うたのにな。

桃「大毅」

赤「…………の、ぞむ、」

桃「ん。」

赤「おかえり！」

抱きついてきた大毅くん。

ピンクのかわいいエプロンなんかしちゃって。

赤「あんね、ご飯作った！」

桃「お、なに作ってくれたん？」

赤「来て！」

手を引かれてリビングに入れば、豪華な食事。

赤「んと、お祝い！二人暮らしのお祝いやの！」

こんな量ひとりで？

すごすぎやろ。

桃「ありがとな？大変やったやろ？」

赤「ううん！こた………「望」

赤「の、のぞ、む、が、帰ってくる、から、頑張った、！」

桃「ん、ありがと」

名前呼ぶだけで顔赤くしてもうて

ほんま可愛すぎやろ。

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