こたしげ物語８

過保護な小瀧。(リクエスト) ページ25

前回のお話の続きですが、別の方のリクエストです。






朔夜さん、リクエスト。







小瀧side

あの睡眠薬の事件から、5日。

今日からまた、雑誌の撮影。

大毅は昨日も、薬なしで寝ることはできた。

ゆっくりやけど、少しずつ不眠症も軽くなりつつある。

ただ、季節の変わり目

体調崩すことも多いはず。

赤「………んんっ」

桃「大毅？」

赤「んん、ちょっと喉つまっただけ、」

桃「水飲みや？」

赤「さっき飲んだもん、」

桃「さっきやなくて、ほら飲みって」

赤「飲んだの！」

緑「ええやん、飲みたくなったら飲むやろ、な？」

赤「神ちゃ！おはよ！」

緑「おはよ、ずいぶん前からおったけど」

結局水は飲んでくれんまま、またテーブルの上へ。

神ちゃんと話してる大毅、

桃「大毅？ちょっと顔赤ない？熱ちゃうん、」

赤「へ？」

右手で自分のおでこ触って、左手で大毅のおでこ、

熱は、ないんかな？

桃「暑いんやったら上着脱ぎや？熱こもるから、」

赤「あつないもん」

桃「顔赤なってんねん、暑いんやろ？ほら脱ぎって、」

赤「あつない！あつないあつない！」

あぁ、神ちゃんとこ行ってもうた。

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