こたしげ物語７

看病だけじゃ足りない。(リクエスト) ページ5

望愛さんリクエスト
(今回からお名前書かせていただくことにしました。もし控えてほしい方がいたらリクエストのときにお願いします。そして、答えるの遅くなってしまい申し訳ないです、、)



小瀧side

雑誌の撮影中、

赤「んん、小瀧、」

珍しくちょっとした休憩時間に寄りかかってきた。

青「望、今日ペアやって」

桃「ほんま？久々やな」

流星と話しとるときも、ずっと顔押しつけてくる。

俺はそんなしげの頭撫でてやってるんやけど、

緑「のんちゃんー」

桃「ん？」

緑「今日このあと空いとる？」

桃「まぁ、空いとるけど、どうしたん？」

緑「淳太とご飯行こう言うてて、」

橙「淳太くんまたみんなに断られたん？」

黄「神ちゃんしかいってくれへんやん」

紫「予定が合わんだけやろ？」

黄「このあとがら空きやないか」

こんな感じでいつも通り話してたんやけど、

赤「んん、んーん、」

桃「しげ、どうしたん」

ものすごい力で抱きついとる。

赤「………んーん、っ」

桃「なんやねん、どうしたんって」

怒っとんのか、俺の服を引っ張ったりして

赤「………ん、っ」

桃「しげ？泣いとる？」

首横に振ってるけど、少し肩震えてるし

桃「どうしてんて、」

離れさせれば思いの外泣いてた。

このあとも撮影はあるから、とりあえずティッシュで涙をぬぐってあげて

桃「どうしたん、なんかあった？」

隅の方に移動してみんなから見えへんように隠す。

赤「あ、んね、っ、クラクラする、っ」

桃「クラクラする？いつから？」

赤「きょ、う、ずっと、っ」

ずっと、って

もう夕方なってんで？

桃「熱は？」

赤「はかってへん、っ」

抱きついてくるしげの背中をさする限り、

多分結構熱あると思う。

ス「撮影始めまーす」

スタッフさんの声がスタジオに響いて

桃「あと少し頑張れる？」

頷いたしげを支えながら、メンバーのもとへ戻った。

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