こたしげ物語３

のんちゃんパワー！(リクエスト) ページ7

神山side

赤「神ちゃん、」

緑「ん？」

赤「小瀧遅い、」

緑「あぁ、………」

遡ること１時間前。

まだしげが来てへんとき、マネージャーさんから連絡来て

のんちゃんが、喘息なってもうて入院してるって。

そない長くはならんみたいやけど、安静にしとかなあかんみたい。

緑「今日な、のんちゃん来おへんの」

赤「なんで、？」

緑「喘息で止められてんねんて」

しげは分かりやすくおちこんで

赤「………小瀧おらな撮影できへんね、」

緑「ん、やから６人でやるんやで」

赤「ちゃうよ、やって俺小瀧のとこ行く、」

始まってもうた。

前もあったんよな、あれもたしか入院中のとき。

紫「しげ帰るん？さみしなるなぁ」

橙「望の分も頑張ってくれると思ったんやけどなぁ」

いつの間にか扱いがうまくなってるお兄ちゃん組。

でもしげはソファーに座って

赤「小瀧待つ、」

黄「今日は来おへんよ？」

赤「来る、小瀧来る、」

緑「じゃあのんちゃん来るまで撮影して待っとく？」

赤「せえへん、小瀧おらなできひんもん、」

緑「でもしげが撮影しなかったらのんちゃんがっかりするで？」

赤「…………せえへんもん、」

一度決めたら曲げないのは昔から変わらんねんな。

青「神ちゃん優しすぎんねん。もっとしっかり言わな」

やばい、喧嘩なる。

青「わがまま言っとらんとはよ行け」

赤「いたっ………流星が投げた、神ちゃん流星が投げた、」

青「お前がふざけたこと言ってるからやろ」

赤「言ってへんもん、流星嫌い、」

紫「しげ、それは言うたらあかんで」

青「俺やって嫌いやわ」

紫「流星も辞めや」

青「腹立つやんこいつ。こういうわがままな奴嫌い」

赤「流星に嫌われてもいいし、」

青「あっそ。いいからはよ行け」

赤「嫌や」

青「行けって」

赤「も、暴力した、流星が暴力しとる、」

青「黙れ」

つかみ合い、始まった。

この二人の喧嘩止める方がだるいって。

淳太も同じような顔しとる。

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