こたしげ物語３

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小瀧side

桃「はぁ……」

なんであんなこと言うたんやろ。

俺に話しかけんなとか、触んなとか

今考えたら相当ひどいこと言った気がする。

確かにあの時は怒りで思ったままのこと言うたけど、

桃「うわっ」

いきなり後ろから人が突撃してきて

桃「ちょ、誰、」

赤「………ご、め、なさい、っ」

桃「しげ？」

振り替えれば、泣きながら俺に抱きついてる。

やから顔は見えへんけど、

俺のとこに戻ってきたのが嬉しかったんかな

泣いてるしげの頭を撫でた。

そうすれば顔をあげて

桃「ぶっさいくな顔」

いやほんまに、

泣きすぎて相当ひどい顔しとったもん。

でも、

桃「………結局俺が好きなんやろ」

赤「好き、っ………小瀧だけ、やもん、っ」

その言葉が聞けて安心して、

事故やったけど、やっぱ不安になるやん。

付き合ってるわけやないし、いつ飽きられるか分からへんし。

赤「ごめん、っ………あれ事故やの、っ………やって、俺小瀧だけ、っ…………」

言い訳聞きたいわけちゃうし、話長いし

うるさいしげの口を塞いでやった。

これも、事故

ってことにしておく。

ていうか、

桃「流星のはノーカウントやから」

赤「…………小瀧っ」

潰されそうなくらいの力で抱きつかれた。

赤「あんな、小瀧が一番やねん、」

とか、当たり前のこと言ってくるし

桃「よそ見すんなアホ」

お前は俺だけ見てればええねん。

俺も、お前だけ見とるから

やから、離れんな。

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