こたしげ物語11

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小瀧side

桃「拒食、症..................」

紫「ん？」

橙「最近食えてへんの？」

桃「いや、俺やなくて、」

緑「しげ、？しげが、？」

黄「神ちゃん、名前だしたあかん」

楽屋の椅子で、三角座りになって眠ってる大毅、

青「ダイエットしてるとか言うてたやん、」

桃「やから昨日、お菓子食べていい日やったからたくさん買っていったのに、ひとっつもやで、」

紫「ご飯は？」

桃「最近夜遅くて..................あんまり一緒に食べてへんかも、」

黄「それはしゃあないよ」

橙「今日の朝は？」

桃「お腹空かへん、ってなんも食べてなかった」

赤「ん..................」

桃「大毅、？」

起きたのか、目を擦ってる大毅。

赤「んん..................のぞむ、？」

桃「望やで、おいで」

俺を見つけて、抱きついてきた。

緑「しげ、お腹空いた？」

赤「空いてない、いらない、」

青「昨日の夜はなに食べた？」

赤「お水、」

昨日の昼は仕事で、

確かお弁当ひとつ余ってたから、

紫「昨日の朝ごはん覚えとる？」

赤「昨日..................、覚えとるっ」

紫「お、何食べた？」

赤「お水とお茶っ」

あぁもう、

青「望のせいやないから、大丈夫やから」

なんで、どう考えても俺のせいやん、

ダイエットの話持ち出したのも俺やし、

お菓子禁止にしたのも全部俺、

・→←食べること。(リクエスト)

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