こたしげ物語11

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小瀧side

赤「神ちゃっ」

緑「もうええよ、ほら、戻り？」

赤「きれいな赤やねっ」

緑「ん、ありがと、ほらのんちゃん待っとるから」

赤「赤好きっ」

青「神ちゃんに取られとるやん」

桃「俺も赤に染めよっかな、」

やって大毅、さっきから神ちゃんばっかりやもん。

青「取り返さへんの珍しいな」

桃「まぁ、可愛いから」

結局可愛いの方が勝ってまうんよ。

緑「ちょ、なにしてんの」

赤「神ちゃんの髪の毛赤色っ」

前髪触っとるし

いいなぁ..................。

桃「俺の大毅、」

神ちゃん、申し訳ないと思っとんのか、ちらちら俺の方見とる。

てか、なんで赤にしたん。

やっぱ大毅関係？

ちゃうやんな？

え、ちゃうやろ、？

桃「大毅..................そろそろ泣きそう」

赤「のぞむ、？のぞむどうしたの、」

満面の笑みから一転、悲しそうな顔で俺に抱きついてきてくれた。

赤「悲しくなってもうたの、？大丈夫、？」

頭撫でてくる姿も可愛い、

桃「大毅がな、神ちゃんばっかり甘えるから、悲しくなってん」

赤「大毅が悪いの、？」

桃「大毅が悪いよ、？」

赤「..................ごめ、なさい、」

桃「しゃあないから許したる」

赤「笑うの、のぞむ、にこってして、」

必死に俺の顔掴んでくるもんやから、可愛すぎんねんほんまに。

桃「大毅が可愛く笑ってくれたら笑えるかも、」

赤「笑えるよ、みて、のぞむみて、」

自分のほっぺた伸ばして笑っとる大毅、

なんなん、めっちゃ可愛いやんか、

赤「のぞむ笑った！にこってしたっ」

抱きついてきた大毅を膝の上に乗っけて、

ぎゅっと抱きしめる。

赤「のぞむは、大毅おらなあかんね、？やって泣いてまう、」

桃「せやで？彼氏さん泣かせんといてな？」

赤「んんっ」

神ちゃんとこいっても、結局俺のとこ戻ってきてくれるから

こんなんで許してまう俺も俺やけど。

なんやろ、

日に日に大毅に甘くなっていってる気がするわ。





Fin.

お姫様と王子様。(リクエスト)→←赤っ！(リクエスト)

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