こたしげ物語２

焼きもち、？！(リクエスト) ページ43

小瀧side

しげの仕事も落ち着いてきた頃、

心も安定してきたのか、普段のしげに戻ってきた。

赤「神ちゃん！」

緑「ん？」

赤「見てこれ！昨日見つけた！」

まぁ、ちょっとな？

ちょっとだけ、寂しい、みたいな。

青「しげ、もう大丈夫なん」

赤「流星！もう元気やで！」

青「ふーん。なら良かった」

なんだかんだ同期やし、仲はいいねんな。

赤「見て流星！これ見つけた！」

青「え、これ俺も知ってんねんけど」

赤「ほんま？！」

珍しく仲がいいふたり。

緑「のんちゃん、良かったな、しげ」

桃「まぁ、せやな」

緑「甘やかしてあげてるのんちゃん、貴重やったわ」

そりゃあんな姿見たら甘やかすやろ。

緑「流星もしげのこと心配してたわ」

桃「見てたら分かる」

緑「やんな」

ていうか、

赤「あれ？！これちゃうの？！」

青「お前下手すぎやから。こうするんやろ」

赤「うわほんまや！」

距離近すぎ

俺は？

なんなん、なんで俺んとここおへんのアホが。

緑「のんちゃん怖い」

恐らく今の俺は負のオーラ出しまくり。

いやそりゃそうやろ

この前まであんなに俺に甘えてたくせに。

このままやとイライラしてしげにいらんこと言いそうやし、

桃「しげ、」

赤「小瀧！小瀧小瀧！」

な？

俺になつくやろ？

赤「わ！流星すげぇ！」

は？

赤「すごない？！」

青「俺うまいねんな〜」

なんかゲームやっとるし

なんなのか知らんけど。

桃「なにしてるん？」

赤「ゲーム！小瀧も………きた！きたで流星！」

あー腹立つ。

今すぐ壁をぶち壊したいくらい拳にパワーがみなぎってます。

赤「小瀧もやるー？」

桃「別に。つまんなそうやしやらん」

赤「へ？楽しいのに、」

青「あ、」

赤「なに？！うぉ！」

無理、限界突破。

赤「わ！ちょ、小瀧！」

無理矢理引っ張ったから椅子に足ぶつけたんかも。

知らんけど。

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