こたしげ物語２

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橙「お疲れー」

緑「お疲れ」

紫「しげもお疲れさん」

赤「うん、」

のんちゃんと手を繋いで、楽屋に入ってきた。

寂しそうにうつむいて

もうこれで今日終わりやもんな、

のんちゃんと離れなあかんの分かってるから、寂しいんやろ。

紫「大丈夫？しげ」

緑「多分。のんちゃんがなんとかしてくれるで」

メンバーも、ちらちらしげの様子をうかがいながら

橙「望、このあと予定あるっけ？」

黄「まってな、確認してみる」

お互いのスケジュールをなんとなく把握してるのは淳太で、

黄「お、このあとなんも入ってへん」

のんちゃん次第やけど、俺らからしたら

もう少ししげと一緒にいてほしいな、って。

心配やしさ。

緑「しげ、」

呼べば、俺の方に歩いてきて

緑「寂しい、って言ってみ？お泊まりしたい、って」

赤「お泊まり、小瀧と、？」

緑「ん。しげのお願いなら聞くと思うで？」

赤「ほんまに、？」

緑「ほんまに」

赤「聞いてみる、」

よし、これで多分大丈夫。

安心してまかせられるわ。

のんちゃんも断ったりしないやろうし。

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