・ ページ48
小瀧side
歩かせるわけにはいかへんから、マネージャーさんにしげの家まで送ってもらった。
赤「小瀧、」
桃「どうした？」
赤「寒い、」
桃「布団なか入ろっか」
赤「入らへん、」
俺に抱きついてくるから、そのままリビングまで移動。
ソファーに座らせて毛布にくるませる。
赤「小瀧の方が暖かい、」
桃「ちょっとの間だけやから我慢して」
昼からなんも飲んでないしげに、常温の水をコップにいれて
赤「まだ？小瀧、遅い、」
桃「あとちょっとやから待ってて」
そんなゆっくりやってへんけど、なるべく早く、
桃「ん、少しずつ飲んでな」
赤「冷たい、？」
桃「常温やから大丈夫」
若干抵抗しつつも、少し口に入れてくれた。
桃「まだしんどい？」
赤「治ったもん、」
桃「あかんって、座ってて」
大人しく座って、ボーッとしてるしげ。
だいぶ疲れたんやろな。
楽屋の中やと気遣うやろうし。
桃「寝てええよ」
っていっても一人やとまた泣くから、
頭を肩の上にのせさせた。
赤「小瀧やぁ、」
そりゃあまぁ嬉しそうに、俺の指つかんだまま寝てもうた。
顔色もよくなって、
明日には元気なってるとええけど。
桃「………はよ治せ」
いつも通り言ってみるけど、あかんな、
もう甘えさせる心になってもうた。
照れ隠しでたまに強く当たったりもするけど。
赤「………こたき、」
寝ながら名前呼んどるし。
どんだけ俺のこと好きなんって話。
俺も人のこと言えへんけど。
はよ元気なれよ、
弱いしげやなくて、笑顔のしげの方が、
まぁ、あれや、
そっちの方がええやん？
やから、はよ治してまた俺に甘えにきてや。
Fin.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 404人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
M(プロフ) - いえいえ！ (2020年1月14日 17時) (
レス) id: 8b470e4b3f (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - Mさん» こちらこそです！いつも読んでいただきありがとうございます(>_<) (2020年1月14日 7時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ありがとうございました！ (2020年1月14日 7時) (レス) id: 8b470e4b3f (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - あんずさん» ものすごいお話になりそうですね笑書いてみます！ (2020年1月14日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
あんず - リクエスト失礼します。小瀧君と重岡君がスタッフに虐められてて、そのスタッフに重岡君が金属バットで殴られそうになっているところをもうくたくたの小瀧君が助けて意識不明になってしまい重岡君が自分のせいだとせめてしまう話が見たいです！お願いします。 (2020年1月13日 23時) (レス) id: 051970e71c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：・み・
| 作成日時：2019年12月8日 21時
