番外編4 ページ8
「ホント(人1)からは目が離せないよ、危なっかしくて」
『…カルマ』
「所々出てくる風が苦手なんでしょ？」
『……ん』
核心を言われれば頷くしかなくて…
「だと思った。必死に声抑えてたし…まさか転びかけるとは思わなかったけど」
カルマの顔を見上げればいつも通り悪戯な笑顔で私を見下ろしていた
こうやって弄られると思ったから言いたくなかったのに…
やっぱりカルマは私の一歩先を歩いてる…だからいつも余裕があるのね
カルマの腕から解放された私はカルマを自分の前に押し出す
「…ん？何？」
『風が苦手だと分かったなら先行ってカルマが全部受け止めて』
「何その嫌な役割」
『男でしょ』
「理不尽」
と言っている間に出口までその他もろもろの仕掛けをスルーして進んだのは言うまでもない…←
ーーーー
ーー
「やっぱ明るい時のお化け屋敷はそんな雰囲気無かったね」
『…どうせ中暗いから分かんない気がするけど…
なら入る時やめてもよかったのに』
お互いイチゴ煮オレを飲みながら近くのベンチに腰掛けた
「折角来てんだし、色々体験したいじゃん。
それがたとえカッコ悪い姿みせよーが、笑われるよーな事だろーが…」
カルマの手が私の頬をそっと撫でる
「俺は二人でしたいよ、全部」
真っすぐ見つめられ放たれた真っすぐな言葉に私はただ見つめ返すことしかできない
……カルマに出会って一体何度彼に対して胸が高鳴ったのだろう…
後何回この心拍数を上げさせれば気が済むのか…
「…さて、と。そろそろ次の乗ろうよ(人1)。時間もったいないし」
先に立ち上がったカルマの手が差し出される
これがおとぎの世界なら…
他の人達からは、私達は王子とお姫様に見えるのだろうか…
『……(なんて、この世界観に思考が侵されてるわね…)』
差し出された手を握ればカルマが私の腕を引っ張る
「ほら、次あれ乗ろ」
『走らなくていいって；』
「ん？早く乗りたいから無理♪」
……前言撤回。カルマは悪魔だ←
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
なかなかイチャつけるシーンが書けなくてもやもやしてます。チェリーパイです^^
ここでなんですが……part1の順位が50位台に入りました！！読んでくださった方々ありがとうございます！
「サボり魔の作者だけどいつも待っててくれてサンキュ」
君に言われたくない^^
『これからもよろしく』
2017.12/30
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くる子 - 続き楽しみにしています！頑張って下さい (2019年10月9日 16時) (
レス) id: a7b97770d9 (このIDを非表示/違反報告)
kiri(プロフ) - はああああああ？！なんてこと！！！素敵すぎやしませんかい？！好きです！！！←語彙力 (2019年6月8日 14時) (レス) id: 0dfe216fbd (このIDを非表示/違反報告)
チェリーパイ(プロフ) - さくやさん» 一番好き！？身に余るお言葉です！！！ありがとうございます！！これからもよろしくお願いしますです！！^^ (2019年4月10日 9時) (レス) id: 76f7a24a57 (このIDを非表示/違反報告)
さくや(プロフ) - 暗殺教室の小説のなかで、1番好きな小説だったので、更新してもらえて、すっごく嬉しいです！ (2019年4月9日 20時) (レス) id: 981eabd38b (このIDを非表示/違反報告)
雪羅(プロフ) - 本当面白くて面白くて！これからも更新頑張ってください (2019年1月2日 12時) (レス) id: 227c03626a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チェリーパイ | 作成日時：2017年12月17日 15時
