客の時間2 ページ2
その後も大繁盛…という程では無く、イトナの偵察機から見えるA組の様子に私達は徐々に不安が募っていた
……こんな調子で売り上げで勝つ手はあるのか、と…
「おーい！！いるか渚ー！！」
「(人1)ー！来てやったぜ！」
聞き覚えのある元気のいい声に全員の視線が声のする方へ向けられる
『あ……』
そこには、以前お世話になった園の皆が来ていた
勿論、声の主はさくらと柊だ
「さくらちゃん！松方さんと園の皆も！」
あの日から時々だけど渚と共に勉強を教えに行っていた
その時にさくらと柊に学園祭の事を話していた…全員一斉に来て驚いたけど…
「(人1)ーーー！！」
柊は私目掛けて飛びついてきた、傍から見ればタックルみたいな勢いだったが…私は軽くよろけつつ柊を受け止めた
『…柊、来てくれたのね』
「当たり前だろ、(人1)の頼みだし」
そう言って無邪気に笑う柊に私もつられて微笑んだ
「へー、渚も(人1)も付き合い続いてるんだね」
『えぇ、時々だけど勉強教えにね』
「…何それ、俺聞いてないけど」
不機嫌そうなカルマが私の後ろから声をかける
すると、柊も不機嫌そうにカルマを見上げた
「でた。不良騎士」
「…山道から転がすよ？」
『…ここで喧嘩はいいから；』
…本当、こういう時のカルマは大人げないわね…；
ーーーー
ーー
「うまっ！このラーメン美味すぎ！」
『それはよかった』
「こんだけおいしけりゃ売れてるでしょ」
美味しい美味しいと二杯目のどんぐりつけ麺を頬張る柊の横でさくらも渚に話しかけるも、その言葉に渚は困ったように笑う
「……うーん、それが苦戦しててね…。いいもの作っても大勢の人に伝えるのが難しくって…」
「ふーん…でも、心配ないと思うよ」
「そーそー。(人1)達のクラスの人は何か不思議な力持ってるじゃん」
ねー、とタイミングぴったりに顔を合わせてハモるのは、流石姉弟と言うべきね…
『不思議な力…』
「あぁ…そう不安せずとも日頃の行いが正しければ必ず皆に伝わるわ」
「松方さん…」
……そう、やってきた事に自信はある…
それを一人でも多く伝われば…
その具体案が出てない内は不安を取り除く事はできない…
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
文章力が衰えた気がしてならない
「うん。本当酷いね」
『…同感』
慰めの言葉が欲しかった^^*
2017.12/17
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くる子 - 続き楽しみにしています！頑張って下さい (2019年10月9日 16時) (
レス) id: a7b97770d9 (このIDを非表示/違反報告)
kiri(プロフ) - はああああああ？！なんてこと！！！素敵すぎやしませんかい？！好きです！！！←語彙力 (2019年6月8日 14時) (レス) id: 0dfe216fbd (このIDを非表示/違反報告)
チェリーパイ(プロフ) - さくやさん» 一番好き！？身に余るお言葉です！！！ありがとうございます！！これからもよろしくお願いしますです！！^^ (2019年4月10日 9時) (レス) id: 76f7a24a57 (このIDを非表示/違反報告)
さくや(プロフ) - 暗殺教室の小説のなかで、1番好きな小説だったので、更新してもらえて、すっごく嬉しいです！ (2019年4月9日 20時) (レス) id: 981eabd38b (このIDを非表示/違反報告)
雪羅(プロフ) - 本当面白くて面白くて！これからも更新頑張ってください (2019年1月2日 12時) (レス) id: 227c03626a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チェリーパイ | 作成日時：2017年12月17日 15時
