☆ ページ24
「どうかしら〜熱くない？」
えんらさんが作ってくれたうどんをちゅるちゅるとすする私に彼女が訊ねた。
「とってもおいしいです…ありがとうございます！」
うどんはレトルトではなく冷凍の麺で、
だしの素で作ったスープに、いちょう切りのにんじんとだいこんが浮いていた。
あったかい…。
「りんごすりおろしたら食べる〜？Aちゃん」
「いただきます…！」
ありがたいなあと思いながらじっくりゆっくりうどんを味わった。
えんらさんがすりおろしてくれたりんごをスプーンで食べながら、彼女に聞いてみた。
「さっきオロチが来てくれたときも思ったんですけど…妖怪さんでもお料理ってできるんですね」
「何言ってるのAちゃん〜。随分前に、親方様たちも一緒に妖魔界に行ったときに
みんなですき焼き食べたこと、もう忘れちゃったの〜？」
「あ、そうか…」
そんなこともあったなあ。
あれからまだ一年も経っていないのに、すごく前のことのように感じる。
「Aちゃん、ひとりで寂しくない〜？
私でよければ、今夜はずっとそばにいてあげるわよ〜？」
もう完全にお母さんですえんらさん。
でも…。
「……いえ、もうだいぶ楽になってきましたし、大丈夫です。
それに、えんらさんは早く戻らないと、大将さんたちが心配するんじゃないですか？」
私がそう言っても、まだえんらさんは心配そうにしている。
「じゃあせめて、Aちゃんが寝付くまではここにいるわね〜？子守唄でも歌ってあげましょうか〜？」
「あはは、何ですかそれ、聴きたい！」
その後、薬を飲んでから布団に入り、目を閉じると、すぐに睡魔が襲ってきた。
呼吸で上下する私の体を、えんらさんはその手で優しくさすっていてくれた。
…なんだか、子供の頃に戻ったみたい。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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海葉(プロフ) - 明石美音子さん» あっスミマセン、レスボタン押すの忘れてました(-.-;) (2017年12月3日 11時) (携帯から) (
レス) id: f36489ca03 (このIDを非表示/違反報告)
海葉(プロフ) - ﾊｯ!(゜ロ゜)使用済みという考え方がありましたか！そうかもしれませんねぇ(笑)大将組はもちろん、皆さん変だったので、ツッコミ役三人組に期待してしまいましたよ(笑) (2017年12月3日 11時) (携帯から) (レス) id: f36489ca03 (このIDを非表示/違反報告)
明石美音子 - 海葉さん» ありがとうございまーす！そうだったんですか!?嬉しいです！大将さんたち登場しましたね！もういろいろ面白くてずっと笑ってました(笑)オロチさんがマフラー龍の頭にまでブリーフ被せてたのが印象的でした(笑)あれは新品なのか、それとも彼の使用済みなのか…。 (2017年12月3日 0時) (レス) id: e8c22bb6a4 (このIDを非表示/違反報告)
海葉(プロフ) - 続編おめでとうございまーす！私はよく宗像ちゃんを思い出して頑張っている人の一人です、いつもありがとうございます…！ああ、そういえば大将組、先週出てきましたよね！どうでした？(私はオロチさんのブリーフの身につけ方が好きですね（笑）) (2017年12月2日 20時) (レス) id: c9a6b087d8 (このIDを非表示/違反報告)
明石美音子 - ユカ松♪さん» どういたしまして！ありがとうございます！お気に召されたなら良かったです！ (2017年11月22日 22時) (レス) id: e8c22bb6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明石美音子 | 作成日時：2017年10月9日 21時
