獪岳が任務から戻ってきたようです ページ45
鬼神様が鬼を倒した直後……獪岳の方は………
善逸「兄貴、俺は今日は藤の花屋敷に泊まるから」
獪岳「ん、おう。じゃ、俺は帰るわ」
そう言って別れた2人
獪岳は帰路を急いでいた。
もう少しで屋敷に着く…その時、物陰からでてきた人にぶつかった
ドンッ!
???「キャァァッ!」
獪岳「うぉっ…すみません、大丈夫ですか?」
???「…………あ、こちらこそすみませぇん。私はぁ、大丈夫ですぅ。あのぉ…お名前をぉー…お聞きしても宜しいですかぁ?」
獪岳「あ、はい。俺は階級戊、獪岳です」
???「獪岳君ねぇ?私はぁ、階級柱のぉ、光朱鷺結衣でぇす!よろしくねぇ?」
獪岳「光朱鷺さんは…何柱何ですか?」
結衣「私はぁ、光柱だよぉ。ねぇ獪岳くぅん。君ってぇ、柱の内の誰かの継子になってたりするぅ?もしぃ、なってなかったらぁ、私の継子にしてあげるよぉ?」
獪岳「いえ、お気持ちは有難いのですが…俺は既に闇柱不知火仁也の継子となってますので…」
結衣「そっかぁ…ざぁんねん。じゃぁねぇ!獪岳くぅん!」
獪岳、帰宅
2獪岳「ただいま戻りましたー。師範…あれ?しはーん?」
実弥の部屋にて……
獪岳「実弥さん、師範知りませんか?」
実弥「んァ?あァ、獪岳…仁也は夜の散歩だ」
獪岳「そうですか………あれ…?実弥さん」
実弥「ア?何だァ?」
獪岳「あの……あの袋って、何が入ってるんですか?大きさから見て、女性への贈物のように見えますけど……」
実弥「……あァ…あれかァ。付き合ってるわけじゃないしねェが、俺には大好きな人がいてなァ。その人に渡すんだよォ」
獪岳「へぇ……女性への贈物………簪とか…指輪とかですか?」
実弥「っ!」
獪岳「お……ふむ……指輪?」
実弥「……」
獪岳「簪?」
実弥「…………!」
獪岳「簪なんですね。いいと思いますよ!好きな人に簪贈るって。素敵じゃないですか」
実弥「あァ…絶対似合うだろうなァ……」
獪岳「…………実弥さん。女性に簪を贈る意味、知ってますか?」
実弥「?意味なんてあんのかァ?」
獪岳「ありますよ。女性に簪を贈る意味は…… 自分の伴侶になって欲しい。つまりは求婚…ぷろぽーずですね」
実弥「きゅ………求婚!?」
獪岳「?えぇ…そうですが…どうかしましたか?」
実弥「っ!//////」
獪岳「???」
実弥「………何でもねェ…///」
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作者名:白百合 | 作成日時:2020年4月3日 22時