翌朝 ページ36
実弥side
頭痛ェ……すっかり飲んじまったからなァ…ズキズキすんぜ…
ふと隣を見ると胡蝶と狂花がくっついてた
と言うよりは胡蝶に狂花が抱きつく感じかァ？
胡蝶「仁也さんが可愛い゛………」
「良かったなァ、胡蝶」
胡蝶「あら起きていたんですか、不死川さん。あ、そうそう。二日酔いした時は水を飲むといいですよ」
「そうかィ…ありがとなァ…あー……宇髄ィ…頭痛ェ…クソ…」
後ろからまだ寝ている狂花を抱っこした胡蝶が着いてきた
「まだ寝てなくていいのかよォ」
胡蝶「あら、心配してくれたんですね。ありがとうございます。でも大丈夫ですよ。私と時透兄弟君はジュースなので。二日酔いの心配もありませんし」
「おー……飯、何がいいか、希望あるかァ？」
胡蝶「いえ…気持ちは有難いのですが、蝶屋敷に戻らなくては…カナヲ達が心配していますからね」
「そうかィ…じゃあな胡蝶」
胡蝶「ええ、それではまた。仁也さんにも「料理美味しかったです」とお伝えください」
「あァ」
「狂花ァ…起きろや」
狂花「………んぅ……ん……さね……み？」
「ああそうだ。ほら、起きろ…胡蝶が
飯美味かったって言ってたぜェ」
狂花「ん………良かった……」ぼー……
「頭痛ェか？」
狂花「…んーん…だいじょーぶ…」
「そうか、良かったァ」
鎹鴉「ｶｧｰｶｧｰ！不死川実弥！不死川実弥！ﾆﾝﾑ!ﾆﾝﾑ!」
「おう……何処だ？」
鎹鴉「キタノホウ！キタノホウ！」
「狂花、行ってくるが、大丈夫かァ？」
狂花「ん……大丈夫…いってらーしゃい」
「あァ、行ってくる」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
狂花「…眠ぃ…狂也〜…」
狂也「どうした、狂花」
狂花「任務…無いよね」
狂也「ああ…無いぞ」
狂花「ん……じゃあ、蝶屋敷に行って薬もらってから煉獄邸に行こうか。槇寿郎に1発噛まさないとね」
狂也「そうだな。ま、やり過ぎないようにな」
in蝶屋敷
トットットットッ………
仁也「しのぶ…何処だろう……」
ドンッ
？？？「痛ってーなァ…ちゃんと前見ろよ…！」
仁也「あ、ごめんなさい……？」
？？？「チッ…次は気をつけろよ……」
スタスタ
仁也『………？誰かに……似てる？』
しのぶ「あら、仁也さん？」
仁也「あ、しのぶ…丁度いい所に」
しのぶ「どうしました？」
仁也「傷薬、無くなりそうだから貰いに来たよ」
しのぶ「ちゃんと来ましたね、偉い偉い」
仁也「しのぶに怒られるのは嫌だからね…それじゃあ
バイバイ」
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作者名：白百合 | 作成日時：2020年4月3日 22時
