翌日……-2 ページ26
炭治郎side
柱の人「待たせてごめんね。さ、行くよ。しのぶには外出の許可を貰っている」
「えっと……俺、まだ怪我が治ってなくて…」
柱の人「ならこうすればいい」
そう言うと柱の人は俺を背負い、禰豆子が入ってる箱を前に背負った
「え!禰豆子も連れていくんですか!?」
柱の人「?何か問題でも?……ああ、安心しろ。危害は加えたりしない」
そう言うとその人は走り出した
「えっと……何処へ向かっているんですか?」
柱の人「こちらの屋敷だ」
「屋敷……」
ものの数分で大きなお屋敷についた
「……暗いですね…」
柱の人「…ここは闇屋敷。昼間は分かりやすいが夜になると闇が立ちこめてこの屋敷の場所を探るのは難しくなる。何か用があるんだったら朝から夕暮の間にな」
そう言うとその人は禰豆子が入ってる箱と俺を下ろして中の縁側がある畳部屋に入っているように言った
『……畳部屋…ここか』
数分するとその人は戻ってきた
✂- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
ここからside無し
仁也「………まだ自己紹介…してなかったよな。鬼殺隊闇柱、不知火仁也。柱合裁判で妹を刺した不死川実弥の師範だ。よろしく」
炭治郎「えっと……俺は竈門炭治郎です。それと妹の禰豆子」
仁也「禰豆子、箱から出していいぞ。なにかする訳でも無いし」
炭治郎「……じゃあ……禰豆子、出ておいで」
禰豆子「むー」
仁也「…………」
禰豆子の方に歩いて行き禰豆子の前に座る仁也
仁也「……竈門禰豆子、この前は実弥が済まなかったな」
禰豆子「むー」
仁也「さて……話をしよう。竈門炭治郎。今日、お前を連れ出したのは…この前の事についてだ」
炭治郎「この前の事……?」
仁也「裁判の時…あの時は隊服の都合で思いっきり前が空いていたが、いつもはサラシで潰している。その事を…他の隊士には話さないで欲しい…」
炭治郎「そういう事ですか…任せて下さい!」
仁也「済まないな……それと……もうひとつ、秘密にして欲しい事がある」
炭治郎「???何ですか?」
仁也「今から話す事見せる事…全部、他人に絶対に口外してはいけない。いいね?」
炭治郎「っ…はい」
仁也「なら………竈門炭治郎、鬼神様…と言うのを聞いた事はあるか?」
炭治郎「
仁也「……鬼神様…と言うのは鬼舞辻無惨が産まれる前より存在し、神であり鬼でありながら人と共存した生物の事だ」
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作者名:白百合 | 作成日時:2020年4月3日 22時