翌日……-1 ページ25
実弥「くぁぁ……狂花ァ……」
狂花「ん?どうしたんだい?実弥」
実弥「………久々によぉ……あれ、やって貰っていいかァ?」
狂花「………?」きょとんとする狂花
実弥「あのー……あれだよ。継子時代によくやっても貰った…」
狂花「うーむ……あ、もしかしてあれかな?」
狂花「実弥、こっちおいで」
実弥「?ああ…」
縁側に移動する実弥
狂花「はい。横座って、体倒して…膝の上に頭乗っけて…」
実弥「これって……」
狂花「膝枕。実弥の継子時代によくやってたでしょう?」
そう言うと実弥の頭をぽんぽんする狂花
狂花「実弥はよく頑張ってるよ。偉い偉い」
実弥『……本当はハグなんだがなァ…してもらいたかったの…まァ…これはこれでいいか』
すると、そんな実弥の思考を読み取ったのか
狂花「実弥。今ならハグもしてあげる」
実弥「!……んなに言うなら…」
ぎゅむ
狂花「よしよし。なんか弟が出来たみたい。ふふっ…実弥、今は私の事、姉だと思って沢山甘えなさい」
実弥「……良いのかよ…?」
狂花「うん。夕暮に蝶屋敷に行かなくちゃいけないからそれまでね」
実弥「……ああ」
それから実弥は、時間の許す限り狂花に甘えまくったそうな
夕方……
実弥「じゃあ…俺帰るわァ…またな」
狂花「うん。じゃあね」
実弥が、帰った後…
狂花「さて…蝶屋敷に向かおうか。……竈門禰豆子…あの子と話してみたい事があるからね…」
蝶屋敷にて……
仁也「アオイ。竈門炭治郎、何処にいる?」
アオイ「仁也さん…?炭治郎さん達ならあちらですが……」
仁也「ありがとう」
ガラッ
仁也「竈門炭治郎」
炭治郎「!貴方は……」
???「…………!?!?イヤァァァァァァァァァァァァ!イケメンは滅びろぉぉぉぉぉぉ!!!」
仁也「………煩い」
ドゴッ
腹に1発
???「ゴハッ……」
ドサッ
アオイ「なんの騒ぎですか!」
仁也「ああ、アオイ。大丈夫だよ。今静かになったから」
アオイ「そう……ですか。すみません、ありがとうございます」
仁也「さて……竈門炭治郎」
炭治郎「はっ…はい!」
仁也「少し話をしよう。しのぶに話をつけてくるから待ってて」
炭治郎「……分かりました」
しのぶの部屋
仁也「しのぶ」
しのぶ「?仁也さん、どうかしましたか?」
仁也「竈門炭治郎と竈門禰豆子に少し話したい事があるんだが、連れ出してもいいかな?」
しのぶ「…明日の朝までには必ず屋敷に返してください」
仁也「oκ。ありがと」
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作者名:白百合 | 作成日時:2020年4月3日 22時