鬼殺隊柱合裁判-3 ページ20
ひなき様orにちか様「お館様のおなりです」
その声でザッ…と定位置に着く。なお私の定位置は実弥の左横。つまり行冥と実弥に挟まれる感じだ
実弥が挨拶を終え、本題である竈門炭治郎及び竈門禰豆子の処分についての議論が行われた…
お館様が手紙を…と言うと、読み上げるご息女の方。
竈門禰豆子が人を喰った場合、鱗滝左近次、竈門炭治郎、冨岡義勇が腹を斬ってお詫び致します
と書いてあるものだった。
仁也『………左近次が腹を切る…この鬼にはそれほどの命をかける何ががあんのか?』
実弥「…切腹するから何だと言うのか。死にたきゃ勝手に死に腐れよ。なんの保証にもなりはしません」
杏寿郎「不死川の言う通りです!人を喰い殺せば取り返しがつかない!!殺された人は戻らない!」
お館様「確かにそうだね。人を襲わないという保証ができない。証明ができない。ただ、人を襲うということもまた証明ができない」
実弥「!!」
お館様「禰豆子が2年以上人を喰わずにいるという事実があり、禰豆子のために3人の者の命がかけられてる。これを否定するには、否定する側もそれ以上のものを差し出さなければならない」
仁也「……」
お館様「それに炭治郎は鬼舞辻と遭遇している」
柱「!?」
仁也「………は?」
柱「そんなまさか…
仁也『……こいつが接触した…?鬼舞辻と…?父さんを殺した…あの忌々しい鬼を…?私でも接触したのなんて100年以上前なのに…?100年以上経てば容姿とかも変えるよな?』
仁也「竈門炭治郎」
仁也が炭治郎の名を呼ぶと辺り一体がスっ…と鎮まった
仁也「鬼舞辻無惨とはどこで接触した?容姿は?何をしていた?答えろ!」
炭治郎「…………」
仁也「答えろ」
スっ
お館様「仁也…大丈夫かい?」
仁也「…取り乱してしまいました申し訳ありませんでした」
お館様「ううん。気にしてないよ。…実はね、鬼舞辻はね、炭治郎に向けて追っ手を放っているんだよ。その理由は単なる口封じかもしれないが、私は初めて鬼舞辻が見せた尻尾を掴んで離したくない。恐らく禰豆子にも、鬼舞辻にとって
仁也「なら、お館様。ひとつよろしいでしょうか」
お館様「なんだい?仁也」
仁也「先程、天元が「喰わない事を証明して見せろ」と言ってました。本当に喰わないのか、それを試したい。よろしいでしょうか?」
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作者名:白百合 | 作成日時:2020年4月3日 22時