任務・那田蜘蛛山(狂花side)-2 ページ17
しのぶ「あぁそれ…すみません。嫌われている自覚がなかったんですね余計なことを言ってしまって申し訳ないです」
義勇「ピシャー('ω')ーン!!」
「…………義勇ゥ…おめェなァにしてんだよっ!」
義勇「!?」
???「!?」
しのぶ「あら、いいところに来てくれました。……大丈夫ですか?すごいピリピリされてますけど…」
「(ニッコリ)ちょっとなァ……おいコラ坊やァ…お前が庇ってんの、鬼だぜ?」
???「ちっ…!!違います。いや違わないけど…あの…妹なんです…俺の妹で…それで…」
「へぇ…そーかい…クククッ…可哀想になァ?んなら、しのぶ」
しのぶ「ええ…苦しまないよう…優しい毒で殺してあげましょうね」
義勇「…動けるか…」
???「はい!」
義勇「妹をつれて逃げろ」
「…………はァ!?」
???「冨岡さん…すみません!」
「……オイオイ義勇さんよォ…こいつァ…隊律違反じゃねェかァ…っざけんなよ冨岡ァ!」
しのぶ『仁也さんってキレると不死川さんに口調が似るんですね…いや…この場合は不死川さんが仁也さんに似ているのかしら…?冨岡さんのこと、苗字呼びになってますし…』
しのぶ「まぁまぁ…仁也さん落ち着いてください。カナヲを向かわせましたから。仁也さんもそっちに行ってください。冨岡さんは私が何とかします」
「……しのぶ…なんか冨岡にされたらすぐ呼べよォ…んじゃァ…頼んだぜェ」
目の前に見覚えがある白の羽織
「……カナヲ」
カナヲ「仁也さん…!?」
「あぁ…ちょっと色々あってなァ…気にすんなや」
カナヲ「そうですか……あ、いた」
「お…カナヲは隊士を捕まえてくれ。私が鬼を斬る」
カナヲ「はい」
ドンッ!
カナヲをが隊士の上に飛び乗った
???「逃げろ禰豆子逃げろ!逃げっ…」
ゴッ!
カナヲが隊士に足蹴りを食らわす
???「……っ」
その隙に刀をふるい鬼の頸をはねようとした…が、おには小さく子供になった
「……は…?逃げるばかりで攻撃ずらしてこねェ…どういう事だァ」
その頃…しのぶ達
しのぶ「鬼を斬りに行くための私の攻撃は正当ですから違反にはならないと思いますけど…」
ギリギリギリギリ
しのぶ「冨岡さんのこれは隊律違反です。鬼殺の妨害ですからね。どういうつもりなんですか?」
義勇「………」
しのぶ「何とかおっしゃったらどうですか?」
義勇「……あれは確か2年前の事…」
しのぶ「そんな所から長々と話されても困りますよ。嫌がらせでしょうか」
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作者名:白百合 | 作成日時:2020年4月3日 22時