任務-2 ページ13
不死川side
「なぁ…村人さん達よぉ…ちょっと聞きてぇことがあるんだが…」
村人A「鬼狩様か…どうされました?」
「村長様に本当のことを言った方が良いとかうんたらかんたら言ってたが…どういう事だ?」
村人B「実は…大きな屋敷の家族が死んだじゃないですか。あれ、この2人の仕業なのですよ」
村人C「っ!」
村人A「2人は息子と仲が良かったんですよ。でも2人はその家の飲み物に鳥兜の毒を入れたんです。息子はそれを飲みませんでしたが、両親はそれを飲んでしまい亡くなりました。2人が行なったと分かった彼は2人を問い詰めようとしたのです。ですが運が悪く鬼が来てしまいました。2人は鬼に息子を売ったのです。彼は2人を信じてたのに…」
「なるほどなァ…そういやぁ鬼に1度遭遇した事がある女が居るらしいなぁ」
村人B「彼女は…亡くなりました」
「亡くなった?」
村人A「えぇ…亡くなったと言うよりは自害したんですよ。Cには双子の妹がいます。それが彼女です。男勝りで髪も短い。明るい所でよく見ないとCと間違えるくらいそっくりです。出るとこ出てない感じの」
村人B「彼女は知ってしまったんです。自分の兄がしでかした事の大きさを。せめてもの償いでしょうか。彼の両親が飲んだ物と同じ鳥兜の毒を飲み物に入れ、それを飲み亡くなりました」
村人C「俺は悪くない!鳥兜の毒を持ってきたのはお前だろ!」
村人D「俺は………もうどうにでもなってしまえ!そもそもこの計画をしたのはお前だろ!俺は村長様に本当のことを言ってくる!」
鬼「居たァ………」
A・B「っ!」
C・D「で…でたぁぁぁ!ひぃぃ…」
鬼「…………俺が用あるのは…お前ら2人だけだ…他は失せろ…」
「AB!お前らは村長に本当のことを話せ!そして逃げろ!」
A「でも貴方様は…」
「俺ァ鬼殺隊の不死川実弥だ。ここは俺に任せて逃げろ!」
B「っ!すみません!」
C「ひっ…ひぃぃ!頼む!許してくれぇ!」
D「まさか…ほんとに死ぬなんておもってなかったんだよぉ!」
鬼「お前らは…俺から家族を奪い…更には俺を売った…許さねえ…地獄の果まで連れてってやる」
「風の呼吸 壱の型 塵旋風 削ぎ!」
ザシュッ 頸を切る
鬼「がはっ…鬼狩りが…邪魔しやがって…」
「この2人があんたの家族とあんたにひでぇ事をしたとは思う。だがなァ…それを恨んでても家族は帰ってこねぇ…それにんな事を家族は望んでねぇ…。来世で家族と幸せになれや」
鬼「っ…やっと……家族に会える…」
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彼岸花(プロフ) - シホニャンさん» 面白いっていってくださってありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月18日 18時) (レス) id: 3fbb5787e5 (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - 実弥最高!!実弥師範ってゆう小説初めで見たけど面白い!更新楽しみにしてます。応援しています。 (2020年3月18日 18時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白百合 | 作成日時:2020年2月11日 16時