瞬間、恋をした。② (ページ8)

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お会計を終えて、お店から出る。

楓「優花今日はほんとにありがと！じゃあ、2人ともバイバイ」

亜「じゃ、2人とも気をつけてね」

玲「亜嵐くん。ありがとね！じゃ、お疲れ様です」

『亜嵐も楓もじゃまたね！』

楓と亜嵐、私と佐野くんで帰る方向違うから挨拶してわかれる。

タクシーを拾って佐野くんとそれに乗り込む。
運転手さんに行き先を告げる。私の家の方が近いから、私の家からでその後佐野くん家に。

玲「…今日びっくりしました！祝われると思ってなかったから、プレゼントめっちゃ嬉しかった」

『ほんと？それなら良かった！』

玲「今度は、真白さんのお祝いしてあげるね」

そう言って、私の肩に頭をのせてくる。眠たそうな瞳が閉じられる。

『眠い？先に佐野くんの家からにしてもらう？』

玲「…ううん、平気。真白さん家からで大丈夫」

『そう。わかった』

膝に置いていた手を握られる。握られた手が、佐野くんが頭を置いている肩が、右側があったかい。

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