瞬間、恋をした。② (ページ32)

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玲「勘違いだったら嫌だなって思ってて、でも年明けてご飯誘った時亜嵐くん達誘うって
俺と2人が嫌なのかなって思って…」

『…嫌とかそんなんじゃなかった』

玲「元カノとヨリ戻すかもって時も祝福されて…俺片想い？あーこれ絶対勘違いじゃんって」

見つめるその目は、真っ直ぐで胸がドキドキするし痛いよ。

玲「何かやっぱヨリ戻しても真白さんのことしか考えらんなくて、したら受付じゃなくなるし、
なんかいいかんじの人がいてさ…」

『…うん』

玲「あーもう遅いよなって思って、でも倒れたの見つけて。あん時寝言で俺の名前呼んでて。
あぁ、やっぱ俺にはこの人だって思った」

じっと私の瞳を見つめて、瞬きした後。

玲「…俺、真白さんのことが好き。ずっと好きだった。今更遅いかもしれないけど
誰よりも幸せにするから俺と付き合ってください」

『……ばーか。ほんとに、今更だし。もう…』

ずっとずっと聞きたかった言葉だよ。

嬉しくて泣いちゃう私を、佐野くんがギュって抱きしめてくれる。

『私も佐野くんのこと好きだから…』

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