瞬間、恋をした。② (ページ13)

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楓に話したいって思って連絡する。今日夜のみいこって誘ったら即レスで、いいよ！って返事がきた。

そっから仕事に集中してら、あっという間に定時になって急いで会社を出る。

楓「おつかれ！優花」

『楓～おつかれ』

楓「大丈夫？超お疲れじゃん！」

『いや、もうねやばい。話したいこと多すぎて…』

会社から信号渡って目の前にある居酒屋に行くことに。
店についてすぐお酒を頼む。

『もう今日は飲む！飲みたい気分なの！』

楓「で、どうしたの？」

『商品部ほんとにいやすぎる。受付だったから、わからないことばかりで仕事ができない』

楓「まあそれはしょうがないでしょ。そのうち慣れるよ」

隣で楓はレモンサワーに入っているレモンを絞っている。

楓「で？佐野くんはもういいの？」

『…あの電話した日から何もないって言ったでしょ。それが今日連絡きたの』

楓「え！なんて？」

『なんか最近受付いないと思ったら異動してたんですねって。商品部どうですかって』

楓「へぇ～。佐野くんわかんないね」

佐野くんと優花、絶対くっつくと思ったのにって残念そうに楓が言う。

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