私の推しは【SC】 (ページ38)

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あの軽い口喧嘩(?)から2週間…

いや喧嘩っていうかなんで怒ってるのか分かんないし

ずっとエレベーターでも気づけばスンチョルを探してる、もしかしたら乗ってくるかもしれない、会えるかもしれないって、。

前までの私は、サイン会で、ライブで、イベントで、会えるだけで幸せだったのに、仕事って都合のいい言い訳ついて距離縮めて…

でも近くなれば近くなるほど辛くなるもので…

私……もしかして推しっていうのを越して、プライベートな方のチェスンチョルを好きになってる、？？？

ダメダメ

ペンには禁断の恋よ

それにあっちは私なんかよりもっとステキなアイドルとかの方がいいだろうし……

『はぁ……考えるのやめよ』

『マスター、また同じの』

「かしこまりました、どうぞ」

そういってもう何杯目か分からないグラスを傾けた

一気に飲み干しお金を置いて店を出た

“上へ参ります”

『あっ乗ります！……ありがとうございます！』

うわなんかエレベーターまで走ったら気持ち悪くなったかも

今日は早く寝たい

「…っ、ヌナ、」

『ん、？』

sc「え、…顔…なんd((ハグッ

sc「？！⸝⸝⸝」

『ちょらぁ～』

sc「えうんえぇ？？⸝⸝⸝」

『ずっと、あえなくてさみしかったの…』

sc「え、？」

『わたし…ちょるのことすき、なの…』

sc「え？……酔ってる、？」

『そんなこといわれても、こまっちゃうよね…』

sc「本心じゃないなら、言わないで…俺のこと惑わせないで…」

『うぅ…』

sc「え！？なんで泣くの」

『ほんとにすきなのに…』

酔いが回ってきた頭で考えたけど、もう疲れたから

少し背伸びして口を合わせた

sc「！？⸝⸝⸝」

私の初キスは、アルコールの味がした

sc「⸝⸝⸝お、お酒飲みす((『zzz』

sc「え？寝た？？どうしよう……」