恋を知らない私 ページ3
高３の春
私は恋なんかしたことない
私は恋を知らない
私は憧れている
少女漫画にあるような…
恋する女の子に……
私もいつか恋するのかな？
相手はどんな人だろ？
はやく会いたいよー！
私の初恋の人よー！
はやく現れてー！
伸「ったく何やってんだ。ぼけーっとしないで行くぞー。」
痛っ。
頭殴られたー
貴「痛いわ！アホ！」
私を殴ったこのデカイのは私の幼馴染
それに腐れ縁
なぜかコイツとだけはクラスが離れない
私の中での最大の謎ともいっていいほどの謎
伸「はいはい。ごめんな、おチビ。」
ムカっ(╬▔＾▔)
貴「おチビ言うなー！」
確かに！私はちっさいけど！伸之がデカすぎるだけだし！
伸「わかったわかったwほら行くぞ。」
もー仕方なくついてくけど
伸之と私は家も近い
毎朝、伸之が私の家にきて一緒に登校する
別に一人だけいけるからいいのにって言ったら
Aは起きないからAが寝坊しないように俺が毎朝いってるんだよ
だって！私は伸之の力なくても起きられますー！
あ、学校ついた
教室のドアを開け真っ先に私は駆け寄る
貴「萩花ー！おはよぉー！」
私は萩花に飛びつく
萩「おーwおはよ、A」
伸「朝から激しーなあw」
萩「ほんとそれw」
貴「へへっw」
萩花は私の大大大大親友！
なんか大がつくかわかんないくらい！
もー愛してるー！
萩花は面倒見がよくて姉御肌！
クールでカッコいいんすよ…！
それにめちゃモテるんすよ
まぁ萩花が当たり前！
それに、萩花の妹の夏恋ちゃんもまた可愛い
萩花は綺麗だけど夏恋ちゃんは可愛い
最強の姉妹じゃないか！
私は驚きですわ…
それにってもう始業式かー
まだ話したいことあるのにー！
しょーがない
またの機会に絶対話すからー！
萩「A行くよー。」
はーい今行きマース
この始業式で私の運命はかわった
私の毎日がかわった
でもこの時私はまだ知らない
このあとあんなに心が苦しくなるような想いをするなんて……
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作者名：桃瀬 | 作成日時：2018年2月17日 18時
