第2話 ページ3
.
突然、ノックなしに部屋に入り込んできたリヴァイ班の優秀な兵士達。
今この瞬間の、私とリヴァイの状況、体勢を見つけては一気に再度慌てだした。そして何を勘違いしたのか
ぺ「ご、ごごごごごごめんなさい！！」
エル「悪気はまったくありません！！」
グ「邪魔しようなんて思ってません！！」
オ「がはっ…！」
エ「お、おおお俺も同じくすみませんでしたっ！！」
すると、最初は「ん？」と私と同じように首を傾げていたリヴァイだったが、私の方へと顔を向けると驚きながら素早く離れる
そして、手の甲で口元を隠し「いや…これは…」と慌てたまま皆に向けてかごにょごにょと1人で呟きだした
「…とりあえず…皆、落ち着こう…」
______________
__________________
数分後、何とか落ち着きを取り戻したリヴァイ班一同だが…
リ「…で、こんな時間に揃いも揃って何の用だ…」
という、不機嫌なリヴァイの一言で皆がそれぞれの災難な出来事を話し終え、リヴァイは深いタメ息を吐いた
リ「ぺトラ、オルオ。お前らの問題は自分でどうにか出来るだろ。エルド、お前は今夜は床にシーツでも布団でも引いて寝ろ。グンタ、お前は……他の部屋にでも行け。エレン、お前に関しては気のせいだ、さっさとガキは寝ろ。以上だ」
『……はい』
青ざめた皆はそれだけを言い、立ち上がり部屋を出て行った。
だが、私はエルドとグンタを引き留める。
「床はさすがに痛いだろうから、今夜は私の部屋で寝るといい」
『えっ！？』
「少し狭いだろうけど、結構ベッド大きい。だから、三人入ると思う」
エル「いや、ですがっ…さすがに…」
グ「そうですよっ…男2人女1人で寝るのは…」
何故か、私の背後を見て震えている2人。振り返ってみるとリヴァイはより一層目つきを悪くして、私たちを睨んでいた
「…リヴァイも一緒に寝る？」
リ「あ？」
「じゃあ、今夜は皆一緒に寝よう」
ぺ「えっ！？」
エ「お、俺もいいんですか！？」
リ「何を言いやがる…てめぇは…、第一、エレンは地下で過ごすのがルールだろうが」
「じゃあ、地下で皆で寝ればいい」
オ「ほ、本気ですか？Aさん…」
「私も今年が最初で最後のリヴァイ班かもしれないし…思い出作りしておきたい」
そう呟いてみると、はぁ…というタメ息が聞こえた。振り向いてみると…
リ「…寝るんだろ…さっさと準備して寝るぞ…」
「…うんっ」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 788人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ことみ - 最近の癒やしです！！いつもありがとうございます✨あと、読む順番が、わからなくて…。右腕を失くしちゃったところまでは読んだんですけど…！作品の題名と一緒に番号もふってくれたら嬉しいです！ (8月24日 14時) (
レス) @page30 id: 668738a717 (このIDを非表示/違反報告)
リヴァイ好き - 無理じゃなくても、いいです。 すいません♪ (2019年8月13日 18時) (レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
リヴァイ好き - 右腕失った後もみたいです！ お願いします！ (2019年8月13日 18時) (レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
そよん - 気が付いたら一日一回はこの小説読んでました！これからも楽しみにしてます！ (2015年8月17日 13時) (レス) id: 697f6b0fd3 (このIDを非表示/違反報告)
ルリア - 夢主ちゃん死んでしまった…リクエスト失礼します。夢主ちゃんが生き返る？か。現パロか学パロがいいですね。それと<かよさん>のリクエストもいいと思います。なんか我儘ですいません。 (2015年8月10日 14時) (レス) id: 831d697a1d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
