第47話 ページ47
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もしかして、キャバ嬢として会っていたというの？
そんなドラマ的展開ある？
てか、どんだけ会長いい人なの？
静まり返った社長室。皆がそれぞれ驚いた表情を見せる中、ただ一人だけ常務はニコニコと笑顔を浮かべている。
まるであんぐり返った私達を嘲笑い、こんな茶番はお終いにしましょうと宣言するかのように、常務は手を叩いた。
｢社長、専務。会長や私共が彼らの経歴について黙秘していた事は謝罪しましょう。ですが、今ここで会長の権限により、二人の解雇含める処分は行わない事を通達致します。何か反論は？｣
『……』
｢そして、ルアナさん｣
｢…ッ！｣
｢どうか彼らと冷静に話し合いをしなさい。君も本当は、どうするべきかは分かっているだろう？｣
｢…そんなの、分かんないわよ。何で、何でコイツらなんかとッ…｣
｢…まぁ、とりあえず形としての話は終わりだ。後は若い子達に任せようじゃないか。はい、解散｣
背中を押されるようにリヴァイ部長、ルアナ、私と社長室を追い出されてしまった。社長と専務は常務から｢話が残ってる｣と取り残されたまま…
静まり返り、気まずい空気が流れている。
私から切り出すべき？でも…図々しいって思われないかしら。ルアナにとって私の存在自体が棘となっているのに、どうすれば冷静に話ができるだろうか
｢とりあえず戻るぞ。話は今日の勤務を終えてから改めて…｣
やっとリヴァイ部長が言葉を発したと思えば、最後まで聞くことなく聞き流すようにルアナはエレベーターへと乗り込んでいく。
それに続くように私達も乗り込むが、恐ろしいくらいにルアナは何も言わないし、表情も隠している。
それぞれの部署へと帰っていく中、突然ルアナは立ち止まった。振り返ると私達を睨みつけ、
｢今に見てなさい…｣
その瞬間、うわぁああん！と
泣き出したかと思えば、しゃがみ込む。
ドン引きにも近い驚きで、ルアナを見ていると周囲の人々は｢何事？！｣と集まり様子を騒がしく伺う。
｢Aちゃん…リヴァイさんだけじゃなく、秘書である私が知らない所で会長や常務にまで色目使っていたなんてッ…！そこまでしてリヴァイさんの恋人である私が憎かったの？！酷いわッ…あんまりよ…｣
言葉にならないって言うのは、感動した時以外にも使えるのね。こんな哀れな姿を晒している女に、どんな言葉を掛けていいのか全く分からない。
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ああ - ハッピーエンドで終われて良かったです！面白かったです (10月7日 22時) (
レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年7月31日 14時) (レス) @page50 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
美緒ちゃん(プロフ) - 完結ありがとうございました。ハピエンですね。良かったです。次は、甘々シーンを増やしていただけると嬉しい限りです。 (2022年7月18日 21時) (レス) @page50 id: 4f2d722dc2 (このIDを非表示/違反報告)
はてな(?)(プロフ) - 夢梨さん» 夢梨さん、コメントありがとうございます！更新遅くて申し訳ないです…。完結できるよう頑張ります。最後までお付き合いください🙇🏻♀️ (2022年4月19日 18時) (レス) @page47 id: 2bed4e8e7b (このIDを非表示/違反報告)
夢梨(プロフ) - 書き直される前も書き直された後も面白いです！更新のたびに読んでいたら続きが気になりすぎるので、最近は更新話数をためてから一気に読むようにしています笑😅 完結まで頑張って下さい！ (2022年3月28日 21時) (レス) @page46 id: 2fea8fb6ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はてな(?)
| 作成日時：2021年5月30日 22時
