第11話 ページ11
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リヴァイside
｢キャバクラっすか？俺はパス。彼女いるんで｣
おい、まだ定時前だぞ。
と言いたくなるが、あと数分の為グッと我慢。
目の前では営業の奴らが楽しそうにワイワイと飲みに行こうと誘っている。
そんな中、先程のような冷たい声色で断っていたのはAの彼氏であるエレンだ。
｢何だよ、ノリ悪ぃな｣
｢ノリとかの問題じゃねぇっすよ。先輩も彼女いる奴を風俗に誘わないで下さい｣
｢最近、一緒に居ねぇから別れたのか喧嘩でもしたのかと思ってよ。慰めてやろうと思っただけです〜｣
｢余計なお世話です。慰めなら普通の飲みに誘って下さいよ｣
パソコンをいじる振りをして、
盗み聞きしていると聞き捨てならねぇ言葉が。
別れたのか、或いは喧嘩したのかについては否定しなかったな…
ふと視線を上げ、エレンの様子を見てみるとバッチリ目が合ってしまい一気に気まずくなる。動揺するな、俺…
エレンは｢部長｣と真顔で声を掛けてきた
｢キャバクラとか興味あります？｣
｢…あるように見えるか？｣
｢ですよね〜、って事で先輩達だけで行ってきて下さい｣
｢えぇ〜部長も行かないんですか？！明日、土曜ですよ！｣
｢うるせぇな、そんな行きたきゃお前らでさっさと行け｣
｢は〜い、じゃあお先で〜す｣
｢お疲れ様でした〜二度と誘わないで下さい｣
｢誘ってやるかよ！｣
先輩にも動じず、失礼な言葉を言い続けられるのはエレンだけだろう。
俺は一つタメ息を吐いて、パソコンに視線を戻す。
別れてねぇにしても、喧嘩もしてねぇってことか…エレンの様子を見るに落ち込んでる感じでもねぇしな。考えすぎか…
｢ってことで、部長。飲みに行きましょうよ｣
｢どういう事でそうなる。俺はまだ仕事終わってねぇ｣
｢どうせ来月の会議書類でしょう？別に部長なら来週でも間に合いますって。今日は俺の相談に乗ると思って付き合って下さいよ｣
｢…相談？なんだ、悩みでもあんのか｣
｢まぁ…そんなとこです｣
そう笑顔を見せるエレンに悩みなんざ無さそうだが。
Aの話を聞けるのなら行ってやってもいいが、己の首を絞めないように気をつけねぇとな…
分かったとだけ返事し、パソコンの電源を落とした。
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ああ - ハッピーエンドで終われて良かったです！面白かったです (10月7日 22時) (
レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年7月31日 14時) (レス) @page50 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
美緒ちゃん(プロフ) - 完結ありがとうございました。ハピエンですね。良かったです。次は、甘々シーンを増やしていただけると嬉しい限りです。 (2022年7月18日 21時) (レス) @page50 id: 4f2d722dc2 (このIDを非表示/違反報告)
はてな(?)(プロフ) - 夢梨さん» 夢梨さん、コメントありがとうございます！更新遅くて申し訳ないです…。完結できるよう頑張ります。最後までお付き合いください🙇🏻♀️ (2022年4月19日 18時) (レス) @page47 id: 2bed4e8e7b (このIDを非表示/違反報告)
夢梨(プロフ) - 書き直される前も書き直された後も面白いです！更新のたびに読んでいたら続きが気になりすぎるので、最近は更新話数をためてから一気に読むようにしています笑😅 完結まで頑張って下さい！ (2022年3月28日 21時) (レス) @page46 id: 2fea8fb6ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はてな(?)
| 作成日時：2021年5月30日 22時
