第2話 ページ2
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｢お前なぁ…色んな噂あるけど、エレンは社内じゃ成績優秀な方なんだぞ？それに女ったらしはお前が言える口じゃねぇよ｣
｢今日合コンセッティングしろよ、もうヤダやる気出ねぇわ｣
馬鹿らしい話だったが、こちらは登場人物がOLとは違う。まずは営業部に所属しており、彼らにボロクソに言われていたのはエレンという男。
そして謎に大和撫子と呼ばれ変な期待を勝手にされていたのが…
｢気持ち悪いこと言わないでよ｣
自己紹介が遅れました。
この私、広報部に所属しているAと申します。
大和撫子って何だよと思われている画面の前の皆様、私も同感でございます。
愛想が昔からなく、面倒事は大嫌いなので、人とあまり深く関わらないように生きてきた結果、クールで清らかな大和撫子系女子という肩書きを付けられてしまった。
両親から顔だけは良く生んで頂いたので、そのせいでもあるのだろう。そう、顔だけは。
｢早く帰りたい…｣
ファイルを取りに保管庫へ行って部署に帰ろうとした時に、OLとパリピ達が話しているところを目撃し咄嗟に非常階段の方へ隠れ耳を澄ましていたのだ。
まぁ帰りたいのは部署へも勿論だが、普通に家に帰りたい。華金？そんなの関係ないわ、我が家が一番。
早くビールと塩辛でも買って飲みてぇ気分ですわ。
ようやく昼だとOLやパリピが散っていった後、
非常階段から出てさっさと自分の部署へと戻る。
その時、丁度、営業部のオフィスから香水の香りがして顔をふと上げる。
｢あら｣
｢…どうも｣
｢Aちゃんも今からお昼ー？｣
ニコニコ笑顔で先程、ルンルン気分で彼氏をお迎えに来ていたルアナだった。その隣にはリヴァイ部長の姿もある。
彼は少し気まずそうに｢よう｣とだけ挨拶。
私は咄嗟に｢お疲れ様です｣と頭を下げた。
｢私達も今からお昼なの。じゃーん！手作り弁当よ、どう？｣
｢可愛らしい弁当箱ですね｣
｢そうでしょ！早起きしてリヴァイさんの為に頑張ったの｣
｢へぇ…良かったですね、リヴァイ部長｣
｢…あぁ｣
リヴァイ部長は目を逸らし、素っ気なく返事をした。
恥ずかしいのか、そうかそうか。と私は苦手な愛想笑いで受け止め｢それじゃ｣と場を離れようとするが、ルアナは逃がさないとでも言うように｢あ！そうだ｣と声を上げた
｢Aちゃん、エレンなら部署に居ないわよ｣
｢…え？｣
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ああ - ハッピーエンドで終われて良かったです！面白かったです (10月7日 22時) (
レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年7月31日 14時) (レス) @page50 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
美緒ちゃん(プロフ) - 完結ありがとうございました。ハピエンですね。良かったです。次は、甘々シーンを増やしていただけると嬉しい限りです。 (2022年7月18日 21時) (レス) @page50 id: 4f2d722dc2 (このIDを非表示/違反報告)
はてな(?)(プロフ) - 夢梨さん» 夢梨さん、コメントありがとうございます！更新遅くて申し訳ないです…。完結できるよう頑張ります。最後までお付き合いください🙇🏻♀️ (2022年4月19日 18時) (レス) @page47 id: 2bed4e8e7b (このIDを非表示/違反報告)
夢梨(プロフ) - 書き直される前も書き直された後も面白いです！更新のたびに読んでいたら続きが気になりすぎるので、最近は更新話数をためてから一気に読むようにしています笑😅 完結まで頑張って下さい！ (2022年3月28日 21時) (レス) @page46 id: 2fea8fb6ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はてな(?)
| 作成日時：2021年5月30日 22時
