３０話：夏休みの始まり ページ33
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思った通り、一週間なんてすぐに終わり今日はもう終業式の日
式と担任からの話とかでその日は終わり
「じゃあ、長い休みだけどみんな怪我なんかしないようにね」
「もーっ、高校生なんだからそんなこと言わなくたって大丈夫だよ、せんせー」
クラスの１人がそんなことを言って、笑いが起きる
私も思わず笑ってしまった
そんなこんなで解散となった
私も帰る支度をして教室を出る
「あ、A、また連絡するからね！」
「わかったー」
こんな感じに何人かの子と軽く話して学校を出た
向かう場所は家ではなく、いつものあの場所
せっかく昼までで終わったのだし、会いたくなった
「こんにちは」
「お、A！
学校もう終わったのか？」
病室に着くといつも通り優斗くんが迎えてくれた
「うん、今日から夏休みなんだ
だから今日は終業式で昼まで」
「夏休みってあれか？
４０日近く休みのヤツだよな」
私は頷く
そのとき廊下からペタペタと早足で歩いてくる音が聞こえてきたかと思うと、
美花ちゃんが部屋の中に勢い良く入ってきた
「お姉ちゃん来てるの！？」
「うわっ、
美花気付くの早いなー…」
優斗くんが驚いたようにそう言うと、美花ちゃんは当たり前！と胸を張って言った
その様子が可愛くて、そして嬉しくて頬が緩んだ
「お姉ちゃん、今日は早いね！」
「今日から夏休みなの、
美花ちゃんこれからいっぱい遊ぼうね！！」
私の言葉を聞くと美花ちゃんはヤッターと言ってぴょんぴょん飛び跳ね始めた
優斗くんも見てみると彼も笑顔で美花ちゃんのことを見ていた
しかし、この平和な雰囲気も次の美花ちゃんの言葉で一気に変わることになる
「ねぇ、
毎日お休みならお姉ちゃんここにお泊まりしてよ！！」
「「えっ＿＿」」
私と優斗くんの声が重なった
しかし美花ちゃんは可愛らしい笑顔でこちらを見ている
優斗くんに助けを求めようと彼を見るが向こうを向いてしまっていた
どうしよう、助けてもらえそうにない
「あ、あのね美花ちゃん＿＿」
先週思った通りだ、
今年の夏休みはいつもと違うものになりそうだ
夏休みにまだ入ったばかりの日私はそう確信するのだった＿＿＿
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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アリア♪(プロフ) - ハル☆アオさん» ありがとうございます！！ もう完成したので今からリンク貼りますね (2014年5月11日 22時) (
レス) id: 9202271b30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル☆アオ - 続編楽しみです！頑張ってください！ (2014年5月11日 22時) (レス) id: ef349446ef (このIDを非表示/違反報告)
アリア♪(プロフ) - ふぇのーるふたれいんさん» ありがとうございます^^ 受験も終わり、時間も多くとれるので今のうちに頑張っておこうと思います！！ (2014年5月10日 12時) (レス) id: 9202271b30 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇのーるふたれいん - 一周年おめでとうございます！最近更新が多くて嬉しいです！お母さんとどんな会話をするのか楽しみです(^-^) (2014年5月10日 11時) (レス) id: fce557f924 (このIDを非表示/違反報告)
アリア♪(プロフ) - ふぇのーるふたれいんさん» だ、大好きなんて言ってもらえるなんて嬉しいです！！頑張ります！ (2014年4月27日 21時) (レス) id: 9202271b30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリア♪ | 作成日時：2013年5月8日 18時
