マフィアに所属する蒼い巫女【文豪ストレイドッグス】【太宰治】

発作？：太宰side ページ5

太・中「「A/ちゃん！」」

私と中也は急いで噴水のほうまで駆けつけて、水に手を入れ、噴水の水に浸っているAちゃんを抱き上げた
しかし、抱き上げたAちゃんから、違和感を感じた

太「濡れて・・・ない？」

全身水に浸かっていたはずの彼女はどこも濡れていなかった
でも、水に入れた私の手は濡れているので、恐らく水には何もない
とすると、これは一体・・・

A「お、さむ・・・くん」
太「Aちゃん？大丈夫？」
A「せん、せぇを、よん・・・で・・・」

　 『若しもAちゃんが倒れたのを見かけたら、直ちに私に報告してくれ』

若しかして、これが森さんの云っていた発作？

太「中也、森さんに電話して。早く！！」
中「あ、ああ。判った！！」

太「Aちゃん。もう少し頑張って」
A「っ・・・ごめん、な、さい・・・」

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