昏睡の巫女:太宰side ページ15
必要最低限の家具しか置かれていない和室
その隅に敷かれた布団に、Aちゃんは眠っていた
太「Aちゃん・・・」
あれから1週間、Aちゃんはずっと寝込んでいた
『今回のことはあんたの相棒さんの異能の暴走で敵組織を消滅させたってことにしときな』
時雨君にはああ云われたものの、森さんには真実を報告した
然し、森さんはAちゃんの手当をしただけで、''表向きは''私と中也が敵組織を潰した事になり、私達はその功績を讃えられ、幹部に昇格し、『双黒』と呼ばれるようになった
ガチャ
Aちゃんの部屋の扉が開かれ、誰かが入って来た
織「太宰・・・幹部?」
太「君は?」
入って来たのは赤髪の男性だった
織「俺は織田作之助
Aの同僚です」
太「敬語じゃなくていいよ。私の方が歳下なのだから
そうか、君がAちゃんの云っていた『さく』だね」
『さく と森
以前、Aちゃんから同僚の『さく』の話を聞いたのを思い出した
これが、私と織田作の出会いだった
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モネ(プロフ) - 私も続編見たいです!よければお願いします。 (2017年6月12日 0時) (レス) id: 57cb94f2b9 (このIDを非表示/違反報告)
日ノ月 奏(プロフ) - 続編、見てみたいです。もしよければ、作って欲しいです! (2017年6月11日 21時) (レス) id: 38798ae39c (このIDを非表示/違反報告)
らいおん@蜜柑ニート - 続編見たいです!!出来れば作って頂きたい! (2017年2月19日 4時) (レス) id: 32d25253d2 (このIDを非表示/違反報告)
千夜(プロフ) - 僕も、続編出来れば作ってほしいです! (2017年1月7日 12時) (レス) id: fdb6de8cbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - 面白いです!続編、出来れば作って欲しいです! (2016年12月26日 16時) (レス) id: 924108a693 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華吹紫亜 | 作成日時:2016年11月26日 14時