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「はい!お疲れ!」
龍「お、サンキュー」
走り込みメニューを終えて、
マネからドリンクを受け取る。
「龍我、外周走ってる時、上の空すぎ。危ないよ?」
男子バスケ部マネージャーで、同じクラスの藍。
タメとは思えない位しっかりしてて、マネージャーの申し子みたいな奴。
同じ部活のマネだし、サバサバして話しやすいから、
人見知りの俺でも、A以外に気楽に話せる数少ない女子。
龍「あー、ごめんごめん。気を付ける。」
藍「浮所先輩でしょ?図書館にいるの見えた。」
龍「別に。知らないしー。」
藍「龍我、分かりやすー。笑
で、どうなの?ホントのところ。」
龍「ホントのところ、って?」
藍「浮所先輩と、A先輩。」
藍。お前もか。
龍「知らん。」
藍「分かりやすく機嫌悪くなるじゃん。笑
A先輩と毎日一緒に学校来てるんでしょ?そういう話したりしないの?」
龍「せん。」
このまま話してると、何の罪もない藍に当たってしまいそう。
見計らったかのように、体育館のコートがやっと空いて、
逃げ道を見つける。
龍「もう、この話、聞かれすぎてメンドクサイ。
知りたいなら、本人たちに直接聞いて。
ほら、マネージャー、行こ。コート空いた。」
「聞けたらとっくに聞いてるー!」とブーブーいう藍をおいて、
ドリンクを飲み干して、コートに足を踏み入れた。
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me(プロフ) - ぷりむさん» ぷりむさん、再びコメントありがとうございます!ゆっくり更新で大変恐縮ですが、コメント励みになります!いつも読んで頂き、ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします! (2020年7月27日 19時) (レス) id: 489d970d26 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりむ - 更新ありがとうございます!!アップされてないかな〜とちょくちょく見にきていたので嬉しい!お忙しいと思いますが引き続き宜しくお願いします!!☆ (2020年7月26日 18時) (レス) id: b4212bb9de (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - ぷりむさん» コメントありがとうございます!本当に嬉しいです!お返事が遅くなり申し訳ございませんでした><友人たちに囲まれながらのストーリーを展開していきたいと思いますので、これからも是非ご覧いただけると嬉しいです! (2020年6月20日 16時) (レス) id: f47db2080a (このIDを非表示/違反報告)
ぷりむ - 友人構成がとても好きです!!更新楽しみに毎日チェックしてます!引き続きよろしくおねがいします!! (2020年6月16日 21時) (レス) id: ba90b25f8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:me | 作成日時:2020年5月20日 2時