検索窓
今日:14 hit、昨日:35 hit、合計:67,238 hit

41 ページ42


_A side




「ねぇ、ねぇ、A、実際、飛貴くんとどうなってんの?!」


『へ?! 飛貴と?!』


里「あー私も気になる。あれから進展は?」

『?!あ、あ、あれから、とは。』





修学旅行から帰ってきてしばらく。
校内は文化祭モード一色。

私たちのクラスでも、
本格的に準備が始まっていた。



そんな中で、クラスメイトからの突然の爆弾投下。





「いやいや、A。今更、何を。」

『いや、ちょっと、何言ってるか分かんない。汗』

「ごまかしても無駄です。飛貴くんの強烈な押しは、誰が見ても分かる。」

「ね。笑 修学旅行も2人で回ってたの、他のクラスの子にも目撃されてるし。笑」


『いや、それは…』

里「A、静かに見守ってるスタンスだったけど、そろそろうちらも静観できないわ。笑
ホントのところ、どうなのよ?」

「うちらには、理解不能!あの飛貴くんと付き合わない理由って何?!」

『理由、と言われましても…』

「あれだけ、好き好きアピールされて、スルーできるの、全女子生徒の中でA位なんですけど!」

里「確かに笑 浮所のあの鋼のハートは何なんだろうね?笑 すっごいグイグイ攻めてくるじゃん。笑」





私と飛貴の話で盛り上がる、里奈たちクラスの女子たち。


うちのクラスは、体育館のステージでパフォーマンスに決まったから、
衣装担当の女子で集まって、教室で固まって衣装づくりを進めていた。

他のみんなは中庭でパフォーマンスの練習をしているから、
教室に残っているのは、数人だけだけど…。




里「まぁ、Aには、かわいいかわいい龍我くんもいるからなー」

「それな。」

「うん。それなー。」



『龍我?!』




おまけに、龍我の名前まで登場する始末。




「やっぱ、Aはずっと龍我くんみたいなイケメンを見ながら育ってるから、
イケメンに慣れちゃってるんだよね。」

里「羨ましすぎる。」

「正直、どうなの?龍我くんとは付き合ってないんでしょ?」

『ないない、付き合ってない!汗』

里「…A。いつか刺されるわ。」

「わかる。」






ーーーー「戻りましたー!!!!あっつー!!!!」






里奈の怖いお言葉のあと、
教室のドアがガラガラっと開き、中庭で練習してたチームが戻ってきた。




里「あ、そうこうしてたら、浮所の登場。」





戻ってきたパフォーマンスチームの先頭で、
相変わらず大きい声の飛貴も戻ってきた。

42→←40



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (71 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
187人がお気に入り
設定タグ:美少年 , 佐藤龍我 , 浮所飛貴   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

me(プロフ) - ぷりむさん» ぷりむさん、再びコメントありがとうございます!ゆっくり更新で大変恐縮ですが、コメント励みになります!いつも読んで頂き、ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします! (2020年7月27日 19時) (レス) id: 489d970d26 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりむ - 更新ありがとうございます!!アップされてないかな〜とちょくちょく見にきていたので嬉しい!お忙しいと思いますが引き続き宜しくお願いします!!☆ (2020年7月26日 18時) (レス) id: b4212bb9de (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - ぷりむさん» コメントありがとうございます!本当に嬉しいです!お返事が遅くなり申し訳ございませんでした><友人たちに囲まれながらのストーリーを展開していきたいと思いますので、これからも是非ご覧いただけると嬉しいです! (2020年6月20日 16時) (レス) id: f47db2080a (このIDを非表示/違反報告)
ぷりむ - 友人構成がとても好きです!!更新楽しみに毎日チェックしてます!引き続きよろしくおねがいします!! (2020年6月16日 21時) (レス) id: ba90b25f8c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:me | 作成日時:2020年5月20日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。