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_A's side
午後の授業の終わりを告げるチャイムで目を覚ました。
…やっぱり、だるい。
ちょっと休んだ位じゃ、熱も下がるはずないか。
なんだかんだ、こんな体調じゃ、一人で帰るのは心細い。
龍我が一緒に帰ってくれるのは助かる。
部活、何時に終わるのかな…
龍「A−?入るよー?」
色々考えていたら、龍我が仕切りのカーテンを開けた。
龍「起きてたの?寝てなくちゃ。眠れない?」
『今、目が覚めたの。龍我、お母さんみたい。』
龍「心配してんのにー。」
そういって、ベッドに腰掛けながら、
横になる私の額に手をあてた。
龍「…まだ熱いね。しんどい?」
『…大丈夫。』
龍「Aの大丈夫は、大丈夫じゃないとき!
部活、1時間位で終わると思うから。あと少し待ってて。」
『うん。』
龍は優しい笑顔で微笑むと、私の頭をポンポンとたたき、保健室を後にした。
龍我、なんか今日、一段と優しいな。
昔はただただ全方位可愛いくて、
ついつい世話を焼いてあげたくなる龍我だった。
、
最近はちょっと大人になったのか、出し惜しみなく優しさを出してくるからずるい。
まぁ昔からずっと優しい性格なのは知ってるけどさ。
この優しさは、
龍我が女子にモテる理由の一つかもしれない。
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me(プロフ) - ぷりむさん» ぷりむさん、再びコメントありがとうございます!ゆっくり更新で大変恐縮ですが、コメント励みになります!いつも読んで頂き、ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします! (2020年7月27日 19時) (レス) id: 489d970d26 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりむ - 更新ありがとうございます!!アップされてないかな〜とちょくちょく見にきていたので嬉しい!お忙しいと思いますが引き続き宜しくお願いします!!☆ (2020年7月26日 18時) (レス) id: b4212bb9de (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - ぷりむさん» コメントありがとうございます!本当に嬉しいです!お返事が遅くなり申し訳ございませんでした><友人たちに囲まれながらのストーリーを展開していきたいと思いますので、これからも是非ご覧いただけると嬉しいです! (2020年6月20日 16時) (レス) id: f47db2080a (このIDを非表示/違反報告)
ぷりむ - 友人構成がとても好きです!!更新楽しみに毎日チェックしてます!引き続きよろしくおねがいします!! (2020年6月16日 21時) (レス) id: ba90b25f8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:me | 作成日時:2020年5月20日 2時