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絢音「部長すごーい！
ポルシェのカイエンとか流石すぎます！」
絢音ちゃんが興奮してるけど
全然車に興味がないからわかんない
車から降りてきた部長は
まさかの白のTシャツにダメージデニム
サングラスしてて表情はあんまり
わかんないけど
絢音「Aさんと部長お揃いコーデ
みたい！ね！岩田さん！」
臣「おはよ！岩田荷物後ろに
積んでやって。
ハハッ本当だな！笑
黒澤さんは会社とは別人だな！」
部長はなんて事ない風に
サラッと絢音ちゃんを交わした
臣「どした？早く乗れよ」
いつもはない髭が生えてて
いつもと違うラフな部長に見惚れてた
開けられたドアは助手席
戸惑って後部座席を見れば
絢音ちゃんと岩田くんはもう座ってる
戸惑いながらも助手席に
臣「お、じゃあシートベルトしろよ」
１時間半ぐらいの場所だけど
やっぱり夏だから渋滞に巻き込まれた
臣「A」
突然名前を呼ばれて繋がれた手
驚いて部長を見た
臣「アイツら上司に運転させて
爆睡してるわ」
人がいるのに名前で呼ばれたのも
手を繋がれたのもドキドキして
心臓が口から飛び出しそう
確かに、キャッキャ聞こえてた
絢音ちゃんの声はいつか聞こえなくなって
小さく流れる洋楽に耳を澄ませながら
部長を見たいのに見れなくて
ずっと外を見てた
臣「お前があんな格好してこなくて
ホッとしたわ」
「え？絢音ちゃん？
あんなにもう若くないから…」
臣「ちげえわ！心配でしょうがねえじゃん」
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作者名：miniminimana
| 作成日時：2021年9月28日 20時
